カウチン 洗濯

カウチンセーターって、暖かくてジャケットかわりにもなるお役立ちアイテムですよね。

私は、ノルディック柄のジッパータイプを持っていますが、お散歩する時やちょっとスーパーに行く時にも重宝しますし、普通に友達とランチをしに行く時でもカウチンセーターなら、カジュアルなのに存在感のある着こなしができるので気に入っています。

夫は、ネイティブアメリカン柄のカウチンセーターを持っていますが、パーカーの上からカウチンセーターを着て、ジーンズを合わせるシンプルなコーディネイトをよくしています。

クリーニングは面倒なカウチンセーター

クリーニング面倒

カウチンセーターが好き過ぎて、頻繁に着ていると袖口が汚れて不潔な印象になってしまいますね。それに、クリーニングした時のフカフカの状態が無くなって、手触りが硬くなってきます。

夫は、外でも家の中でもカウチンセーターを着ているので、すぐに汚れが目立ってきます。ですが、カウチンセーターをクリーニング店に持って行くと、重くてかさばるので持って行くのが面倒です。

しかも、クリーニング店って現金しか使えないので、持って行っても現金を忘れてカードだけだったりすることがあるのでイライラします。

それに、出来上がったカウチンセーターは、フカフカなので持ち歩くのが大変です。うちは、小さな子供が二人いるので、子供の手を引きながら、カウチンセーターを持つのは交通事故に遭いそうで怖いです。

なので、仮にクリーニングに出しても1度に1枚しか出さないようにしています。

カウチンセーターって洗える?どうやればいい?

カウチンセーター洗濯

クリーニングに出しに行くのが余りにも面倒なので、自宅で手洗いできないかと考えました。普通のウールのセーターは、気軽に洗濯機で、ドライクリーニング用の洗剤を使って洗っています。

ですが、カウチンセーターは、水に浸すとかなり重くなりそうですし、1着3万円以上したカウチンセーターが台無しになったらどうしよう、と不安な気持ちがありました。

海外のサイトをチェックしてみましたが、意外とじゃぶじゃぶ大きなバケツで洗っているようなので、そんなに悩む程のことでは無そうな気がしてきたんです。

洗いのポイント

洗濯ポイント

うちには、カウチンセーターが入るような大きなバケツやたらいはありませんので、バスタブにぬるま湯を張って洗うことにしました。使用する洗剤は、ドライクリーニング用の洗剤にしました。

熟練者

ドライクリーニング用の洗剤はいわゆる「中性洗剤」。洗浄力は弱いですが衣類へのダメージも少なくなります。対して「アルカリ性洗剤」は洗浄力が高い分、衣類へのダメージが大きくなりがち。大切な衣類を洗うときは「中性洗剤」を選ぶといいですよ。

たっぷり張ったぬるま湯(30℃)に洗剤を入れて混ぜたら、カウチンセーターを畳んだ状態で入れます。型崩れを防ぐために、ジッパーやボタンも閉じた状態にして洗います。

洗剤を馴染ませるために、30分くらい浸けておくんですが、浸けるだけでかなり水が汚れるのでびっくりします。30分したら、優しく押し洗いをします。汚れといっても、繊維に含まれているラノリンという羊の皮脂も流れています。

ラノリンは、セーターの保温効果や撥水効果を高めてくれる良い成分なので、頑張って汚れを全て洗い流さないようにしましょう。

力を入れてギューギュー押し洗いすると、繊維が縮んでフエルト状になってしまうので力を入れないで洗うのがポイントです。

ぬるま湯を変える時のために、一時的にセーターを避難させるたらいがあると便利です。ぬるま湯を変えて、すすぎに入る前に、洗濯機で2分程脱水にかけておくと、セーターに含んでいる洗剤が抜けやすくなります。

脱水のポイント

脱水のポイント

2~3回程すすいだら、洗濯機で脱水をかけます。早く乾燥させるために、脱水時間を長くするとセーターを傷めてしまいますので、脱水時間は2分にしておきましょう。

干すときのポイント

脱水したら、平干し専用の物干しを使って陰干しします。ハンガーにかけると、重みで伸びてしまいますので必ず平干しにしましょう。乾燥機にかけると縮んでしまいますので、日影で自然乾燥させます。

無事に乾いたら、クリーニングに出すのと変わらない感じで、フワフワの状態になり、縮みもありませんでした。

カウチンセーターを平干しすると、結構場所を取るので、吊り下げるタイプの平干しネットがおすすめです。ネットが2段になっているタイプは、1度に2枚洗っても場所を取らないですよ。

まとめ

まとめ

1カウチンセーターを洗うのはかなり重労働です。水を吸って重くなるので、洗うのに苦労します。1度に1枚洗うともう疲れてしまいます。

それでも、クリーニング店に持って行くよりも楽ですし、費用も抑えることができて経済的です。洗剤は、特別なものを購入する必要はありません。普通のドライクリーニング用の洗剤で十分です。

夫のカウチンセーターも洗ってみましたが、「あれ、クリーニングに出してくれたの?」と、言って喜んでくれました。定期的に洗った方が、繊維の間に入った空気が温まって着心地がとても良いです。

どうしても手洗いが面倒な時は、衣替えの時に利用している宅配クリーニングに出すようにしてみました。

無料で保管してもらえる業者があるので、クローゼットでかさばるカウチンセーターを次のシーズンまで預かってもらうようにしたら、クローゼットをスッキリ片付けることができましたよ。