
出典:https://delivery.white-ex.co.jp/
| 価格 | |
|---|---|
| 丁寧さ | |
| スピード |
- なし
コース 1点あたり価格 合計金額 5点 1,596円 7,980円 8点 1,123円 8,980円 10点 1,048円 10,480円 コース 1点あたり価格 合計金額 5点 1,896円 9,480円 10点 1,348円 13,480円 15点 1,232円 18,480円 コース 1点あたり価格 合計金額 2点 3,850円 7,700円 3点 3,300円 9,900円 5点 2,640円 13,200円
株式会社日本さわやかグループが運営する「ホワイト宅配便」。誰もが知っている「ホワイト急便」の宅配クリーニング版ですね。
ホワイト急便は1973年創業、全国で約4,000店舗を展開するチェーン店です。チェーン店としては最大クラスですので信頼性は高いですね。
ではホワイト宅配便の実力は?というわけで、この記事ではホワイト宅配便の強みや弱みについて他社とも比較しつつお話していきます。
ホワイト宅配便の特徴

まずはホワイト宅配便の特徴について簡単に説明します。
もっとも利用する機会が多いのがパックタイプでしょう。保管なしの5点・8点・10点コース、保管つきの5点・10点・15点コース、上位コースであるプレミアムクリーニングが2点・3点・5点で、計9コースに分かれています。
料金は通常コースなら、おおむね最安クラスです。10点パックの1点あたり料金で他社と比較しますと、相場がおおむね1,000円~2,000円なのに対し、ホワイト宅配便の保管なしは1,048円。
注意点は多いですが、コスパは非常に高いです。
逆にプレミアムクリーニングは高いです。上質コースの相場はおおむね1,500円~3,000円。ホワイト宅配便のプレミアムクリーニングが2,640円~3,840円です。高級クリーニングを利用できる価格帯に設定されています。
ホワイト宅配便は、パックタイプの他にも布団と着物を取り扱っていますが、こちらは別記事にて記載します。この記事ではパックタイプについてお話ししますね。
その他、詳細な特徴については折りたたんでおきますので興味があればご参照ください。
では、ここからはホワイト宅配便の強みと弱みについて見ていきましょう。
ホワイト宅配便の4つの強み

ホワイト宅配便の強みは以下の4点です。
- 支払い手段が幅広い
- キット不要
- 「追加点数オプション」で融通が利く
- 大手チェーンの基盤
1.支払い手段が幅広い(Amazon Pay/代引き対応)
クレカ一括のほか、Amazon Pay・代金引換にも対応。ネット決済に慣れていない家族の代行注文や経費処理パターンでも使いやすいです。
2.“キット不要・最短翌営業日集荷”のエリア限定LINE宅配も併設
一般的な宅配クリーニングでは、キット発送⇒集荷バッグに衣類を入れる⇒集荷⇒クリーニング工場到着⇒クリーニング、という流れですが、ホワイト急便の「保管なし」では集荷キットがありません。
キットは注文からおおむね2~3日後の到着となりますが、キット待ちのタイムラグがないんですね。「保管なし」は急ぎのクリーニングが多いため、キット待ち時間が短縮されるのは他社と比べても運用上の強みです。
「保管つき」はキットを使用しますのでタイムラグが発生しますが、多くは衣替えで利用すると思いますので気にならないと思います。
また、最近始まったSONOTAというサービスなら、LINE申込・LINE決済⇒ドライバーがバッグ持参⇒その場で詰める方式も。2025年10月現在、東京・神奈川限定のサービスで「保管つき」のみが対象ですが、今後エリアが拡大されれば流行るかもしれませんね。
3.「追加点数オプション」で融通が利く
パック上限を少し超える場合でも、1点あたりの追加課金で対応できるため、あと1~2点だけ増やしたい場面で箱を分けずに済みます。
上限を超える点数を入れるとなると、気になるのはサイズです(バッグや段ボールに入らないことが多い)が、ホワイト急便の対応サイズはトップクラスに大きいです。「保管なし」なら160サイズ、「保管つき」なら149サイズです。
あまりピンと来ないと思いますので、宅配クリーニング最大手のリナビスのバッグサイズと比較しますね。リナビスの15点のバッグのサイズが135サイズです。有料(+3,300円)で集荷バッグ大に変更できますが、集荷バッグ大のサイズが160サイズです。
よほどダウンなどの大物ばかりを詰め込まない限りは、あふれることはないと思います。
4.大手チェーンの基盤
ホワイト急便のネット宅配ブランドとして運営されており、拠点網・運用ノウハウの蓄積がある点は、長期保管や大量一括の信頼感につながります。
あまり知らないクリーニング店が運営しているよりも、誰もが聞いたことがあるチェーン店が基盤ですとやっぱり安心しますよね。
ホワイト宅配便の3つの弱み

ホワイト宅配便の弱みは以下の3点です。
- 取扱除外の範囲が広め
- 除外品が混在しても返金・減額なし
- 短納期ニーズと相性が悪い
1.取扱除外の範囲が広め
もっとも致命的なのがこの弱みですね。
他社と比較してもトップクラスに除外品が多いです。プリーツ・シワ加工・スパンコールなどの装飾品や、ポリウレタン・ボンディング加工といった素材面もNGです。基本的に女性の洋服に優しくないですね。
カシミヤやシルクといった上質素材は取り扱ってくれますが、ドライクリーニングメインのため、思ったより汚れが取れていなかったという声も。
シンプルな普段使いの洋服に留めておくのが無難かもしれません。
取扱除外範囲が広いのはプレミアムクリーニングでも同様で、ドレスや装飾品はOKになりますが、プリーツやシワ加工はNGですのでお気をつけください。
2.除外品が混在しても返金・減額なし
不可品が入っていた場合、その分の値引きや返金はありません。クリーニングに出す前の事前確認の手間や“戻ってくるだけ”のリスクがあり、柔軟対応の他社と比べるとシビアです。
特に注意していても気づかないケース、先にお話しした女性衣類や、ボンディング加工されていたスーツなど。綺麗になって帰ってくると思っていた衣類がそのまま返却されると少し悲しいですね。
3.短納期ニーズと相性が悪い
「保管なし」の納期目安は通常10営業日、繁忙期はさらに延伸する可能性も。先に「集荷キットがないことが日数面で有利」というお話しをしましたが、トータルすると他社より時間がかかっていた、なんてことも。
たとえば宅配クリーニング最速クラスのリネットですと、クリーニング開始から最短2日です。集荷キットが3日後に届いたとしても5日で手元に戻る計算です。
どうしても急ぎの場合は、他社や近所のクリーニング店も視野に入れてみましょう。
ここまで、ホワイト宅配便の強みと弱みを見てきました。では、改めてホワイト宅配便についてみていきましょう。
ホワイト宅配便の評価
| 最短日数 | 10営業日 |
|---|---|
| 送料 | 無料 |
| シミ抜き | 〇 |
| コンビニ | x |
| 初回割引 | なし |
| リピート割引 | ポイント付与 |
| 年会費 | 0円 |
| 実店舗 | 全国に4,000店舗以上 |
| 再仕上 | 〇 |
- コスパが高い
- 大手チェーンが基盤の安心感
- 大物を多く入れられる集荷バッグおよび段ボールサイズ
| 価格 | 5.0 |
|---|---|
| 丁寧さ | 3.0 |
| スピード | 4.0 |
コスパが非常に高く、段ボールおよび集荷バッグが大きいため、普段使いの洋服をまとめてクリーニングしたい方におすすめです。
普段からホワイト急便を利用されている方もおられるでしょうし、そういった方にとっては馴染みのある安心感もありますよね。
以上のことをふまえて、ホワイト宅配便が向いている方は、
- 普段使いの洋服を大量にクリーニングしたい方
- ホワイト急便を普段使いにしている方
- Amazon payで支払いをしたい方
ホワイト宅配便の口コミや評判

ホワイト宅配便の良い口コミ
- 価格が読みやすい:点数パックで「この箱ならいくら」が最初に分かるので、衣替えの計画が立てやすいと感じました。
- まとめ出しが気持ちいい:コートやダウンを一緒に預けても同一カウントなので、冬物をどさっと片づけられてスッキリしました。
- 仕上がりが整う:スーツの肩まわりがしゃきっとして、アウターの立体感も戻り、鏡の前でちょっと背筋が伸びました。
- 保管が便利:クローゼットに余白ができて、季節前に戻ってくる流れもラク。部屋の片づけが一段落ついた感覚がありました。
- 自宅完結の安心感:重い布団や厚手のコートでも玄関先で完結。店舗に運ぶ面倒がなく、思い立ったときに申し込めました。
- 連絡が分かりやすい:申込み〜集荷〜返却までの案内がこまめで、次に何をすれば良いか迷いませんでした。
- 梱包キットが親切:詰め方の目安が分かりやすく、初めてでも箱の中で迷子にならずに済みました。
- 大型アイテムも任せやすい:布団やロングコートを自宅から出せるので、体力的にも助かりました。
ホワイト宅配便の悪い口コミ
- 短納期には向きにくい:繁忙期は返却時期の読みが難しく、「来週末の予定に間に合わせたい」といった要望とは噛み合いませんでした。
- 点数カウントで想定より埋まる:スーツ上下やベスト付きで点数が一気に増え、枠に余裕がないと感じる場面がありました。
- 箱容量と個口の壁:点数は足りていても物理的に箱に入らず、詰め直しや送る量の調整で時間を取られました。
- 取扱不可で段取りが崩れることも:素材の条件に引っかかったアイテムは別対応になり、まとめて片づけたい計画が少し狂いました。
- 再仕上げは時間コスト:気になる点をお願いすると全体の返却が後ろ倒しに。仕上がりは改善しましたが日程は延びました。
- 時期や拠点で体感に差:混雑時は連絡や戻りのスピードが遅く感じることがあり、空いている時期との差を実感しました。
- 到着直後のシワ・匂い:たたみジワや溶剤っぽい匂いが気になる品があり、陰干しで落ち着くまで少し時間を置きました。
- 決済の自由度はほどほど:支払い方法の選択肢が多い他社に慣れていると、もう少し柔軟だと嬉しいと感じました。
私にとって「向いていた」使い方
- 衣替えのタイミングで冬物を一括預け → クローゼットが一気に片づく
- スーツやコートの“見た目が命”のアイテム → 仕上がりに納得感
- 自宅完結で重い物を運ばない → 体力・時間の節約
私にとって「向かなかった」使い方
- 「数日以内に着たい」など超短納期
- 毎回1〜2点だけの少量利用(点数パックの旨みが出にくい)
- 取扱条件に引っかかりやすい素材中心のワードローブ
まとめ
普段使いの衣類はホワイト宅配便でコスパよく、繊細な衣類は他社で、といった具合に使わけをされると良いと思います。
宅配クリーニングが初めての方や利用に不安を感じる方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
これから宅配クリーニングを始めようという方に向けて。はじめにおさえておきたいポイントやおすすめの業者、注意点や利用の流れについてお話しています。業者の比較や目的別のランキングも







