ホワイト急便VSリネット!どちらが良い?
価格
丁寧さ
スピード
開催中キャンペーン(宅配)
  • なし
料金例
  • ワイシャツ:160円
  • スーツ上下:900円
  • コート:900円

「日本さわやかグループ」が運営し、全国に展開している「ホワイト急便」。

白洋舎と並んでもっとも知名度のあるクリーニング業者ですね。

創業こそ1973年と、そこまで古くないのですが今なお凄い勢いで店舗は増え続けています。近年は宅配クリーニングに力を入れており、サイトがずいぶん使いやすくなりました。

キャンペーンを頻繁に行っているため、チェックしておくと思わぬお得が転がり込むことも。

ただ、宅配クリーニングはパックタイプ(詰め放題)のため、宅配クリーニングを利用されたことがない方には使いづらいかも。不安なようでしたら宅配クリーニング初心者の方に向けて記載した記事がありますので、参考にしてみてください。

では、ここからはおもに店舗のほうのホワイト急便についてお話していきます。

ホワイト急便がなぜここまで急成長したのか?宅配クリーニング最大手の「リネット」と比較しながら見ていきますね。

ホワイト急便VSリネット

バトル

ホワイト急便とリネットを、以下の6項目について比較していきます。

  1. 料金
  2. クリーニング可能衣類
  3. 仕上がり日数
  4. 品質
  5. 利便性
  6. キャンペーン、継続特典など

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

注意点として、チェーン店の多くがそうなのですが、料金や日数、取扱い衣類などなどが店舗によって異なる

その点はホワイト急便も例外ではなく。そのため、「東京都 川口エリア(北区・足立区)」をベースに比較していきます。

実際に利用される際は、公式ページにてお近くの店の料金を検索されると良いかと思います。

ホワイト急便は、他のチェーン店と比較すると地域間の料金差が激しい気がします。おそらくは、地域ごとに料金を設定することでギリギリまで値段を下げる企業努力ですね。

料金を比較

料金

代表的な衣類、「ワイシャツ」「スーツ上下」「コート」の3種類について見てみます。値段は全て税込の値段です。

洋服ホワイト急便リネット
ワイシャツ160円319円
スーツ上下900円1,771円
コート900円2,090円

ホワイト急便の料金をリネットと比較すると、ホワイト急便のほうが安いですね。3種類の洋服すべてにおいて、ホワイト急便の方が安くなっています。

というよりも「大丈夫なんですか?」と不安になるような安さです(笑)。ここ数年でクリーニング各社は大幅に値上げをしてきたのですが、ホワイト急便はほぼ変動がありませんでした。

ともあれ、利用者側にとって安いにこしたことはないですよね。

次に、追加料金についてみてみましょう。

追加料金ホワイト急便リネット
綿(ワイシャツ除く)ナシナシ
上質素材(カシミヤ・シルクなど)(1%以上)+200円(30%以上)+220円
フリル+400円+220円

上質素材、装飾品をどう扱うのか?は、店舗によって異なるようです。

公式に記載されていなかったため電話で確認したのですが、私が電話したお店は1%でも入っていると追加料金。装飾品はモノを見ないと判断できない、とのお話でした。

上質素材の割合が1~29%の洋服については、お近くのお店に確認されてみて、追加料金がかかってしまうようでしたらリネットの利用も検討されると良いかもしれません。

ひょっとしたらリネットのほうが安くなるかもしれませんから。

あとは、モノによっては「ハイクラスコース」必須になるようです。

チェーン店ってコースが変わると、結構な金額になってしまうんですよね。この点もお店によって扱いが異なると思いますので、電話されるか、実際にモノを持ち込むのが確実かと思います。

最後に、「ダメになってもOK」な同意書を書かされることが多いのもホワイト急便の特徴の気がします。

私がよく書いたのは、ダッフルコートの留め具。革だったのですが「風合いが変わったり割れる可能性もある」とのことで同意書を求められることが多かったです。

料金については、

ホワイト急便がお得

クリーニング可能衣類を比較

取扱可否

衣類種類ホワイト急便リネット
革製品
着物
ドレス
ウェディングドレス
布団
洗濯表示がすべて”x”

ホワイト急便の取扱衣類を見ますと、ほぼすべての衣類に対応しています。

記載されていないのは、

くらいですね。革製品や浴衣・着物はもちろんのこと、布団・カーペットにも対応しています。

洗濯表示がすべて”x”の衣類については、

ホワイト急便店頭でご相談ください。店頭で判断しきれない場合には、一旦お預かりさせていただき、工場にて判断させていただく場合もございます。

モノによる、という感じですね。電話では判断できないと思いますので、持ち込んで確認されるのが良いかと思います。

結論としましては、

取扱衣類はほぼ互角

仕上がり日数を比較

仕上がり日数

仕上がり日数ホワイト急便リネット
最短即日2日

店舗型ですので、当然即日クリーニングに対応しています。

即日可能な店舗は公式にて確認可能です。おおむね半分くらいの店舗が即日対応しているようです。

何時までに持っていく必要があるかは、工場からの集荷時間によりますので店舗により異なります。これは公式では確認できませんので、電話か近くに立ち寄った際にでも確認されると良いでしょう。

早さはホワイト急便有利

品質を比較

品質

品質ホワイト急便リネット
保証x(記載ナシ)○(再仕上げ無料、全額返金保証など)
賠償x(記載ナシ)○(クリーニング賠償問題協議会が定める賠償基準)
口コミ△(悪い評判が散見)○(悪い評判は少な目)

どういった工場でクリーニングしているのか、明確な記載がありませんでしたが、工場見学が可能です。見学可能な工場でズサンな管理がされているとは思えませんので、”〇”としています。

保証についても記載されていません。さすがに、これだけのチェーン店で賠償ナシってのはないと思いますので、「クリーニング賠償問題協議会が定める賠償基準」を採用していると思いますが…。

また、口コミや評判ですが、そこはやはり有名チェーン店。悪い評判が散見します。

悪い評判
  • 汚れがとれていない
  • 店員の対応が悪い
  • 法外な料金を請求された
  • 洋服が縮んだ
  • 無理矢理会員にさせられた

などなど。

どちらかというと「安い分、品質は期待できない」という意見が多いようです。保証の対応についても、よくない評判が飛んでおり、品質面はリネット有利かなと思います。

極めつけは…

仕上がってきたら薬品の臭いがしました…
ほとんどの場合、ビニールカバーを外していただきしばらく陰干しをしていただければ取り除けますが、ポリウレタン製の衣類や、厚手のコートなどの場合には、ドライクリーニング溶剤が残っている可能性があるため決してそのまま着用せず、お手数ですが店舗に返却をお願いいたします。

仕上げの段階でわかりそうなものですが…。公式に載せている勇気もすごいなあ、なんて思っちゃいました(笑)。

品質面はリネット有利

利便性を比較

便利

利便性ホワイト急便リネット
営業日店により異なる年中無休
営業時間店により異なる9:00~21:00
追加オプション店により異なる○(水洗い・撥水など各種オプションあり)
クレジットカード支払△(一部店舗)
宅配サービス

ホワイト急便は店舗型ですから、当然、定休日があります。が、困ったことに、土日祝が休みのところもあるようです。ビジネスマンはもとより、土日に買い物に行った帰りに洋服をピックしたい家族連れの方でも困っちゃいますね。

営業時間も、場所によりマチマチです。おそらくお店がある場所のニーズに合わせているとは思うのですが。8:30~18:00なんていうお店もアリ。ちょっと利便性が良い、とは言えませんね。

また、白洋舎同様に「集配サービス」も開始したようなのですが…。

料金体系が不明なうえに、取り扱い店舗数が少ないです(東京都221店中2店のみ:2020年4月時点)。

集配サービス自体はすごくいいサービスだと思いますので、今後に期待ですね。

利便性は微妙

キャンペーン、継続特典などを比較

キャンペーン

利便性ホワイト急便リネット
初回特典○(送料無料、プレミアム会員2ヶ月無料など)
継続特典△(プレミアム会員ならクーポンがもらえる)
会員特典○(クリーニング全品2%OFF、誕生日半額など)○(送料無料(3,000円以上利用時)など)
キャンペーン○(3のつく日はドライ3点980円など)○(初回送料無料など)

ホワイト急便は、初回特典こそないものの、会員特典がそこそこ優秀です。キャンペーンも定期的にやっているようです。

ですが、チェーン店には珍しく年会費がかかるらしく…。

会員割引もあるようですから、普段使いのクリーニング店にしている方は会員になったほうがお得だとは思いますが、これだけの特典のために年会費払うかと言われると、ちょっと??になっちゃいますね。

会員特典・キャンペーンは微妙

まとめ

まとめ

リネットを5点満点として、超個人的にホワイト急便を評価しますと、

ここがポイント
評価3.0

「安さ」「仕上がり日数」は申し分ないのですが、その他の項目がイマイチなため、3点としました。

近所に、「即日対応」のホワイト急便がある方にとっては、使い勝手が良いと思います。

普段使いのクリーニングとしては良いと思います。なんといっても安いですし。

でも、大事な洋服をクリーニングに出すのは少し不安だなあ、と個人的には感じます。

大切な衣類をクリーニングする場合は、宅配クリーニングも視野に入れられると、うまく使い分けができると思います。