タカケンクリーニング（エンジェルクリーニング）VSリネット！どちらが良い？

「株式会社エンジェルクリーニング」が運営し、中部地方で活動している「エンジェルクリーニング」。同系列として「タカケンサンシャイン株式会社」が運営する「タカケンクリーニング」。

どちらかというと楽天の詰め放題サービス「おしゃれ洗濯じゃぶじゃぶ」のほうが有名かもしれませんね。こちらは「タカケンサンシャイン株式会社」が運営しています。

記事を執筆した当初は、情報が本当にまばらでわかりづらかったのですが、今はだいぶ情報整理されてwikiまでできています（笑）。wikiの内容を抜粋しますと、

タカケンサンシャイン株式会社は、岐阜県大垣市に本社を置くクリーニング業を行う企業である。直営店・取次店は愛知県・岐阜県・三重県・京都府・大阪府あわせておよそ1000店舗を有する。

店舗の屋号は「タカケンクリーニング」「おしゃれ洗濯じゃぶじゃぶ」「おしゃれ応援倶楽部」の３つ。また、「おしゃれ洗濯便」の屋号にて、宅配クリーニングの展開も行っている。

全国クリーニング協議会(社長の高木健志が会長を務める)と日本クリーニング生産性協議会(略称JCPC)、及び愛知県クリーニング協会の参加企業。

かつては、レコード店(現在のCDショップ)や家具店、ミシン店なども手がけていたが、ミシン店を除き現在は撤退している。

関連会社：

• タカケンクリーンサービス株式会社
• 株式会社髙健商事
• 髙健不動産株式会社
• 株式会社タカケン
• 有限会社コーケン
• 株式会社エンジェル

引用元: wiki：タカケンサンシャイン

当記事では「タカケンクリーニング」をメインに記載していきます。

比較対象がないとサービスが良いか悪いかってわかりづらいですよね。そこで宅配クリーニング最大手のリネットと比較しながらお話ししていきます。

タカケンクリーニングVSリネット

タカケンクリーニングとリネットを、以下の6項目について比較していきます。

1. 料金
2. クリーニング可能衣類
3. 仕上がり日数
4. 品質
5. 利便性
6. キャンペーン、継続特典など

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

注意点として、チェーン店の多くがそうなのですが、料金や日数、取扱い衣類などなどが店舗によって異なるという点ですね。タカケンクリーニングも例外ではなく。

そのため、「直営店料金表」をベースに比較していきます。実際に利用される際は、公式ページにてお近くの店をご確認ください。

料金を比較

代表的な衣類、「ワイシャツ」「スーツ上下」「コート」の3種類について見てみます。値段は全て税込の値段です。

タカケンクリーニングの料金をリネットと比較すると、タカケンクリーニングのほうが安いですね。ただ、ワイシャツの値段が載っていない…だと！

ちょっとびっくりですが、電話にて確認しました。

次に、追加料金についてみてみましょう。

追加料金については記載されていませんでした。ちょっとこれは…出すのが怖いですね…。

スカートの料金に「ヒダなし」と記載されてましたので、プリーツ加工されたスカートは追加料金がかかるであろうことはわかります。

はたまた受け付けてもらえない？このあたりについては、お近くの店に電話して聞くのが確実と言えそうです。

料金については、

基本的には、タカケンクリーニングがお得。ワイシャツなどの料金については電話されるのが確実

クリーニング可能衣類を比較

リネットは、ほぼ全ての衣類に対応しています。タカケンクリーニングの取扱衣類を見ますと、こちらもほぼすべての衣類に対応しています。

記載されていないのは、

くらいですね。革製品や浴衣・着物はもちろんのこと、布団・カーペットにも対応しています。

ただ、革製品・着物につきましては料金が「当社規定料金表にて」となっていますので、事前にどのくらいかかるのか問い合わせたほうが良さそうですね。

ウェディングドレスはリネットも取り扱っていませんので、別の業者にお願いするほうが良さそうです。

結論としましては、

取扱衣類はほぼ互角。ドレスをクリーニングするならリネット

仕上がり日数を比較

チェーン店の公式では、おそらく初めて見たであろう「翌日仕上OK」マーク…。

翌日仕上がるのって当たり前じゃないんですか…。「翌日仕上」すらついていないお店は、2日以上かかるんでしょうか。それならリネットを使った方がいいような…。

店によりますが、多くの店でタカケンクリーニング有利

品質を比較

どういった工場でクリーニングしているのか、明確な記載がありませんでした。

また、賠償基準、これがちょっと曲者でして。

ざっと見た感じ、怖いなと思ったのが2点。

1.タカケンクリーニングに配送中の事故は賠償されない

戻り時の事故は保証されますが、行きの事故は保証されないんですね。

クリーニング賠償問題協議会が定める賠償基準は、2015年に改定され、衣類が自分の元から離れた瞬間から、クリーニング側に責任が移ります。つまり、保証されます。

2.食べこぼしなどがある場合、責任を負わない

さらに怖いのがコチラ。食べこぼしがあったかどうかなんて水かけ論にしかならないと思うんですよね。戻ってきて穴が開いていても、食べこぼしがあったからだと言い張られてしまうと、泣き寝入りするしかないわけです。

この賠償基準、楽天で売っている「宅配クリーニング　おしゃれ洗濯便」も同じです。ちょっとこれでは、大切な衣類は任せられないなあ、という印象です。

品質面はリネット

利便性を比較

タカケンクリーニングは店舗型ですから、当然、定休日がある…ものだと思っていたのですが、定休日があるところとないところがあるようです。

もし本当にないのでしたら、利便性は抜群です。夜21:00まで開いているのも◎。

クレカに対応しているか記載されていませんでしたので、おそらく対応していないでしょう。

次に、タカケンクリーニングの宅配クリーニングサービスですが、パックタイプのみの販売となっています。

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。

5点と10点、15点のタイプがありますが、同タイプの「美服パック」と値段を比較しますと、

最安クラスの美服パックと比較するとやや高めですね。ともあれ宅配クリーニングの中では安い部類に入ります。興味があるようでしたら、以下のページをご参照ください。

利便性は店による。安さを追求するなら宅配クリーニングも視野に

キャンペーン、継続特典などを比較

「会員割引アリ」とは書かれているものの、どのくらい？会費は？といったことが全くわかりませんでした。

モバイルメンバーのことなのでしょうか…。初回限定（登録日から7日間）ですが、1回あたりドライ1点無料とありますね。

これはなかなか強烈かもしれません。最終更新が2013.5.2で止まっているのが気になりますが…。

まだ生きているようでしたら、これから利用されるなら活用していきたいですね。

モバイルメンバー特典がお得

まとめ

リネットを5点満点として、超個人的にタカケンクリーニングを評価しますと、

「安さ」「キャンペーン」は申し分ないのですが、「品質」面がちょっと怖いですね。

クリーニング代を安く済ませたい洋服をクリーニングしてもらう分には良いかもしれませんね。楽天での評価も高いようです。

大切な衣類をクリーニングする場合は、宅配クリーニングも活用されると良いでしょう。