つい何杯も飲んでしまうコーヒー。ふとした時、服にコーヒーのシミがついていたなんてことはありませんか?
コーヒーのシミが服についた場合、とりあえずクリーニングに出してシミ抜きを依頼するという人も少なくありません。早めに対処をすることは、とても良いことだと言えます。
しかし、服の種類によっては、クリーニングの洗い工程だけで落ちる可能性があるのです。
もしかすると、あなたの服についたコーヒーのシミは、思っていたよりも安い値段で落とせるかもしれません…。
服についたコーヒーのシミ!タイムリミットは2日以内
まず、クリーニングの洗い工程だけで落ちるコーヒーのシミの条件のひとつとして、シミが付着してから2日以内にクリーニングしてもらうことが挙げられます。
シミは、付着してからの期間が短ければ短いほど落ちる可能性が高まります。特にコーヒーのシミであれば、シミ抜きをしなくてもクリーニングの洗い工程のみで落とせるでしょう。
ちなみに、シミは付着してから1週間が経過すると、生地の繊維にシミの成分が染み込んでしまいます。そうなると、クリーニングの洗い工程だけでは落ちないためシミ抜きが必須となります。
服にコーヒーのシミがついてしまったら、すぐに対処することがとても大切なのです。
コーヒーのシミがついたのはシャツorスーツどっち?
もうひとつの判断ポイントとして、コーヒーのシミがついた服の種類が挙げられます。
もし、コーヒーのシミがついた服がシャツの場合、シミ抜きを依頼せずに洗いの工程だけでも落とせるでしょう。
基本的に、コーヒーのシミは水溶性のため、シャツなどの水洗いができる服はとても相性が良いと言えます。
さらに、家庭用の洗濯洗剤よりクリーニング店の洗剤の方が洗浄能力が高いこともシミ抜きが不要となる理由として挙げられるかもしれません。
一方、スーツは基本的にドライクリーニングとなります。
ドライクリーニングの溶剤は油性のため、コーヒーなどの水溶性のシミとは相性が良くありません。
クリーニングにだけ出してもシミは落ちずに残ってしまうため、必ず有料のシミ抜きをセットで依頼しましょう。クリーニング店によっては、無料シミ抜きを実施しているところがあります。
もしスーツにコーヒーのシミがついてから2日以内であれば無料シミ抜きの範囲内で落とせる可能性が高いため、活用することで費用の節約になるかもしれません。
クリーニングのシミ抜きが必要な条件
経過期間や服の種類によって、クリーニングの洗い工程だけでもコーヒーのシミを落とせる可能性が高いことをお伝えしました。
それでは、服についたコーヒーのシミを落とすために、有料のシミ抜きが必要な条件とは何でしょうか。
下記に、その条件をまとめました。
- シミが付着してから一週間以上の期間が経過している(付着してから3〜6日以内なら無料シミ抜きで落とせる可能性が高い)
- スーツやコートなどのドライクリーニング製品
もし、2つの条件どちらにもあてはまっていた場合、洗い工程だけではコーヒーのシミを落とせないため、クリーニングと有料のシミ抜きをあわせて依頼すると良いでしょう。
服についたコーヒーのシミ!服の種類によって依頼方法を変えよう
服についたコーヒーのシミ、服の種類やシミがついた経過期間などによっては、クリーニング工程のみで落とせる可能性があります。
何も知らずに有料シミ抜きを依頼して高くついてしまうのは、もったいないことです。
もし、服にコーヒーのシミがついてしまった時は、今回ご紹介したポイントにあてはまるかどうか、チェックしてみることをおすすめします。
ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。