ドレス汚れ

パーティや結婚式の二次会。せっかく楽しんでいたところにドレスにシミがついちゃった!

できるだけ目立たなくしたいなあ、シミ抜きできないかな…、なんて場面、結構ありますよね。

お酒の席ですから、どうしてもトラブルって起きちゃうんですよね。自分がどれだけ注意してても周りも酔ってますから「おっと失礼」なんてことが起きちゃいます。

ちなみにどうでもいい話ですが、学生時代にホテルのバイトしてまして。結婚式の披露宴でお酒ついでまわったり料理を出したりするバイトですね。

乾杯の直前にシャンパンを勢いよく開けるんですけど、そのときやらかしました。

お客さんにめがけてシャンパンをぶっかけちゃったんですね…。あれって想像以上に飛ぶものでして。女性のドレスがシャンパンまみれになりました…。

バイトなのに始末書書かされてクリーニング代払わされました…。それ以上に不運だったのは、シャンパンかけられた女性の方ですけども…。

あの方、あのあとどうしたんだろう…。シャンパンまみれのドレスで過ごしたわけじゃないでしょうし。ホテル側からレンタル衣装貸したのかしら。

ま、まあ、そんな不運なことはめったにないとしても、汚れがついちゃう可能性はあちこちに潜んでいます。

シャンパンには気をつけましょう。

はじめに

はじめに

基本的に応急処置について書いていくわけなのですが、生地を傷めるくらいなら応急処置しないほうがいいと思います。

ドレスは一回着たらクリーニングに出すと思います。「え?出さない?」そんなこと言わないで出しましょう(笑)。ドレスを着るようなお洒落な場所って、自分で思っている以上に緊張しています。つまり、汗をかきます。

あとは女性特有のアレですね、顔では笑ってるけれど水面下で冷戦みたいな。パーティの場っていつも以上にそれが激しい印象です(笑)。冷や汗もいっぱいかきますよね。

汗を吸った洋服を放っておくと、そうです、カビが生えたり黄ばみの原因になります。次に着ようと思ったときに汗ジミやカビってたりすると、これまた冷や汗が出ると思います。

なので、クリーニングに出しましょう。そして、できるだけ早く出しましょう。

今は、多くの業者が無料でシミ抜きしてくれます。気づいていなかったシミまで綺麗に落としてくれます。シミ抜きは時間が命なところがありますから、出来るだけ早く出すことで、気付かなかったシミもキレイに落ちる可能性が高くなるわけですね。

で、ここで最初の話に戻るわけですが。

下手に応急処置をしたことで生地が傷み、プロの手にも負えなくなる可能性があります。そんなことになるくらいなら、どうせクリーニングには出すわけですし、あえて応急処置はしない、というのも一つの選択肢です。

できるだけその場で目立たなくして気持ちよく過ごしたい!って気持ちもわかるんですけどね。お酒が入っていると、力の加減ができず、ゴシゴシこすりすぎちゃう可能性もあります。

「アハハ、汚れちゃったー。クリーニング代ちょうだい」くらいのノリで、放置でいいんじゃないかな、とも思います(笑)。

汚れ別応急処置の仕方

応急処置の仕方

では、応急処置について書いていきますね。

まず、大前提なのですが、汚れは落とすのではなく移すもの

ハンカチなら洋服からハンカチに。ティッシュなら洋服からティッシュに。汚れを移すイメージです。

何が言いたいかと言いますと、「ハンカチはもったいないから、なるべくティッシュを使いましょうね」ってことです(笑)。ハンカチに汚れを移すと、ハンカチを洗濯なりクリーニングする必要があります。シミの種類によってはクリーニング行きになりますので、できるだけティッシュを使いましょう。

あ、ちなみに、おしぼりを使うのはNGです。おしぼりにはアルコールなどが含まれていることもあり、色落ちやシミが広がる原因になることが多いです。

さて、応急処置ですね。

汚れを2種類に分類します。

汚れの種類
  1. 水溶性の汚れ:ビール・ワイン・コーヒーなど
  2. 油溶性の汚れ:ドレッシング・ソース・チョコレート・化粧品など

水溶性汚れの応急処置

水溶性の汚れ

水溶性、つまり水に溶けます。なので、ティッシュかハンカチに水を含ませて、吸い取っていくイメージですね。手順は、

  1. ティッシュに水を含ませる
  2. 汚れの周りからティッシュを押しつけて、ティッシュに移しとる
  3. 乾いたティッシュで水分を拭き取る

簡単ですね。これで落ちないようなら、少なからず油分を含んでいますので次項の「油溶性汚れの応急処置」も試してみてください。

注意点としては、色移りするようなら即中止です。

色が染み出ているということは、生地の色が抜けています。ここは大人しくプロに任せましょう。

あとは、「汚れは落とすのではなく移すもの」というお話を最初にしましたが、汚れが広範囲であればあるほど、移すためのモノが多く必要になります。

なので、あまりに広範囲に汚れがついてしまったら、諦めてスマホから宅配クリーニングを注文。その画面を見せながら、汚れをつけた人をビンタしてクリーニング代を請求しましょう。

ビンタ

ドレスにつきがちな水溶性の汚れの種類は、

つきがちな水溶性の汚れ
  • ビール
  • ワイン
  • コーヒー
  • 醤油
  • シャンパン(汗)

シャンパンはワインの一種ですけどね…。全身シャンパンとか今考えてもおそろしい…。

油溶性汚れの応急処置

油溶性の汚れ

油溶性、つまり油に溶けます。なので、ティッシュかハンカチにハンドソープを含ませて、吸い取っていくイメージですね。手順は、

  1. ダッシュでトイレに行く
  2. ティッシュに水をつけたあと、少量のハンドソープを含ませる
  3. 汚れの周りからティッシュをつけて、汚れをハンドソープになじませる
  4. 別のティッシュかハンカチを用意
  5. ティッシュに水を含ませる
  6. 汚れの周りからティッシュを押しつけて、ティッシュに移しとる
  7. 乾いたティッシュで水分と石鹸分を拭き取る

やや面倒ですね。注意点は水溶性と同じく「色移りに注意」ですが、もう一点。油溶性の汚れは、とかく広がりがちです。なので、汚れの端から少しずつ

面倒なんですけどね、ホント。汚れが大きいなーと思ったら、水溶性の汚れのときの3倍くらいの力でビンタしていいと思います。

ドレスにつきがちな油溶性の汚れの種類は、

つきがちな油溶性の汚れ
  • 口紅
  • ファンデーション
  • マニキュア
  • ソース
  • チョコレート
  • バター
  • 玉子
  • ドレッシング
  • タレ
  • カレー(超危険)

カレーがガチ厄介です。水溶性+油溶性+色素系の汚れが混じった超難物です。宅配クリーニング最大手のリネットでも、名指しで無料シミ抜き対象外としているくらい厄介な汚れです。

カレーの汚れをつけられたら、往復ビンタでいいと思います。

往復ビンタ

無料シミ抜きのついた宅配クリーニングが便利でお得

まとめ

ハイ、というわけで、ドレスについた汚れの応急処置の仕方を見てきました。大半、雑談ですが…。

で、家に帰ったらクリーニングされると思います。え?されない?うん…。されることを前提として話を進めますと、気になる料金は、

最安値は1,175円です。どうでしょう、クリーニングする気になりましたよね。しかも「リナビス」、値段だけでなく質が一流。シミ抜きの技術も一級品です。

信頼できるお店があるなら、近所のクリーニング店にお願いするのもいいですが、もういっそ、パーティの合間の時間に宅配クリーニングを注文。

帰ったらドレスを専用バッグに放り込み、翌日、二日酔いで何もする気が起きない中、宅配業者に取りに来てもらって、そのままドレスはクリーニングへ。

こんな流れでいかがでしょう?

いちいち受付で指定しなくてもシミ抜きしてもらえますし、次に着るときにピカピカのドレスだとうれしいですよね。

汚れはどうしてもついてしまうモノ。それは仕方ないと割り切り、しっかりとクリーニングに出していつまでもキレイに着てあげたいですね。