安くて品質もいいコスパ抜群のクリーニング店ってあるかな…
羽毛布団はかさばるため持ち運びに一苦労。そのため、今は宅配クリーニングを利用するのが一般的になっています。
宅配クリーニングなら全国のクリーニング店から選び放題。きっとご自身の条件に合うクリーニング店が見つかることでしょう。
この記事では、羽毛布団をクリーニングするにあたっておさえておきたいポイントや料金相場、おすすめの業者などについてお話していきます。
おさえておきたい9つのポイント
まずは業者選びでおさえておきたいポイントについてお話しておきます。
9つのポイントと記載していますが、必ずおさえておきたいポイントは4つです。残り5つは好みに合わせて、といったイメージですね。
ちなみに、ここでは料金については触れていません。いくら安い業者であっても条件に合わない業者であれば利用しないですよね。
そのため、まずはここでご自身に合った業者のイメージをつかんでいただいたあと料金相場のお話をしようと思います。
では、まず確実におさえておきたい4つのポイントについてお話します。
確実におさえておきたい4つのポイント
ポイントは、
- 布団の枚数
- サイズ・素材
- 納期
- 保管
1.布団の枚数
クリーニングに出す布団の枚数はとても大事です。
クリーニング業者は大きく分けると
- 単品タイプ:1枚単位で販売。枚数が増えても1枚あたりの料金は変わらない。その代わり少ない枚数の料金は低め
- パッケージタイプ:枚数が増えると1枚あたりの料金が下がるタイプ。その代わり少ない枚数の料金は高め
このどちらかに分かれます。そのため、出したい枚数によって業者を変えることでお得にクリーニングできるわけですね。
ただ、宅配クリーニングは送料がネックになります。
送料無料の業者でも、クリーニング料金に送料を組み込んでいるだけで送料がかかることには変わりません。
なるべくまとめて出したほうが送料が薄まりますので、枚数は多いほうがお得になります。
2.サイズ・素材
サイズに関して大事なのは、ダブル以上であっても追加料金がかかる業者とかからない業者があるということ。
シングルなら考える必要はありませんが、ダブル以上、特にクイーン以上になると取り扱わない業者もありますのでご注意を。
当然ですが追加料金がかからない業者のほうがお得です。
次に素材ですが、中綿は羽毛のため気にする必要はありません。
注意しておきたいのは側生地。特に側生地が「シルク」の場合は要注意です。
取扱業者が限られてきますので、注文する前にシルクの側生地を取り扱っているかどうか確認しておきましょう。
側生地が綿やポリエステルの場合は問題ありません。
3.納期
布団クリーニングの納期は「1週間~1ヶ月」と幅が広いです。
また夏の繁忙期(6月~10月)になると、納期が+2週間~3週間という業者もザラです。
まず「いつまでにクリーニングしてほしいのか」をしっかりと決めておきましょう。
冬場の使用前クリーニングであれば「なるべく早く」になるでしょう。
希望納期に間に合わないようであれば(明日から使いたいけど最短で1週間後など)、レンタル布団サービスがある業者もあります。そちらも検討してみましょう。
4.保管
トラブルが発生して汚れがついた場合でなければ、クリーニングに出すタイミングは衣替えだと思います。
衣替えのシーズンであれば保管サービスの利用も検討したいところ。
クローゼットに余裕ができるだけでなく、カビや湿気といったトラブルのメンテナンスからも解放されます。
預り期間は6ヶ月~12ヶ月。料金は保管サービスが無料の業者から1枚あたり2,000円以上かかる業者までさまざま。
大切なのはトータルコスト。保管だけの金額に目を奪われず、クリーニング料金とあわせていくらなのか?で判断するようにしましょう。
好みに合わせておさえておきたい5つのポイント
こちらは先にお話しした4つのポイントほど大事ではありません。
ただ、おさえておくと便利なのは間違いありませんので慣れてきたり余裕が出れば意識してみましょう。
- 個別洗い
- シミ抜き
- レンタル布団
- 圧縮パック対応
- 防カビ・防ダニ・抗菌加工
1.個別洗い
他人の布団と分けて自分の布団だけを洗ってくれるサービスです。
全ての布団を個別洗いしている業者はありますし、有料オプションをつけることで個別洗いしてくれる業者もあります。
個別洗いにすることでペットのおしっこなど、通常だとNGな汚れに対応することも可能。
好みはあると思いますが、個別洗いじゃないとダメ、という方は増えていますね。
2.シミ抜き
無料でシミ抜きをしてくれる業者もありますし、有料になる業者もあります。
また、衣類でもそうですが業者によって技術差があるのもこのシミ抜き。
技術差に加えて、中綿や側生地を傷めないために漂白剤を使わない業者もあります。
布団だけでなくモンクレールなどのハイブランドダウンをクリーニングしている業者がシミ抜きに強い印象です。
3.レンタル布団
納期のところで軽く触れましたが、布団をレンタルしてくれる業者があります。
料金は3,000円~10,000円と幅があります。
真冬に飲み物をこぼしたりなど突発的に汚れてしまった場合、替え布団がないと凍えてしまいますよね。
レンタル料金とクリーニング代、両方を加算してどこが良いのか検討しましょう。
4.圧縮パック対応
ここは好みが分かれるところになります。
ふかふかなほうがいいので圧縮しないでほしいという方と、場所を取りたくないので圧縮して届けてほしいという方。
ご存知のとおり宅配便はサイズが大きくなればなるほど料金が高くなります。つまり圧縮しないほうが料金が高くなることが多いです。
また、非圧縮に対応していない業者もあります。
そのため、圧縮されたくないなら業者を選ぶ必要があります。
非圧縮希望なら、羽毛布団専門であり不織布カバーに入れて届けてくれるダウネットがおすすめです。
5.防カビ・防ダニ・抗菌加工
ここも好みが分かれるところになります。
業者によっては、定期的なクリーニングだけで十分であると考え上記加工はほどこさないとしているところもあります。
布団は睡眠中つねに肌に触れていますので、出来る限りクリーンな状態を保つのがベスト。
とはいえ、それによってダニやカビが生えてしまうようでは本末転倒です。
少なくとも1年に1回はクリーニングされる方ならオプションは不要でしょう。そうでないなら、各種加工を検討されても良いと思います。
羽毛布団クリーニング料金比較!安いのは?
ざっくりした羽毛布団のクリーニング1枚あたりの料金相場は、
1枚 | 7,000円~18,000円 |
---|---|
2枚 | 5,000円~9,000円 |
3枚 | 4,000円~9,000円 |
どの業者がいくらなど料金に興味がある方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
布団クリーニングの金額は業者によってまちまち。さまざまなコースがあるのがわかりづらさに拍車をかけています。 そこで、この記事ではズバッと料金を比較。各業者の料金を分解してなるべくわかりやすくお伝えしていきます。 料金比較 …
あとはおさえておきたいポイントとして、羽毛布団のクリーニング料金は他の布団より安いです。
つまり、掛け布団を「羽毛布団」と「羽毛以外(羊毛・綿・化繊など)」で分けている業者のほうが、掛け布団でひとくくりにしている業者よりも安いんですね。
多くの業者で「羽毛布団コース」「布団なんでもコース」のように2コースに分かれています。
「羽毛布団コース」がある業者を選ぶことでお得にクリーニングできる可能性が高まります。
次に各枚数の安い順TOP3の業者を記載します。
1枚
業者 | 1点あたり価格 | 合計金額 |
---|---|---|
サマリーポケット | 6,930円 | 6,930円 |
クリーニング東京 | 7,128円 | 7,128円 |
ホワイト急便 | 7,480円 | 7,480円 |
クリラボ | 7,480円 | 7,480円 |
2枚
業者 | 1点あたり価格 | 合計金額 |
---|---|---|
ヤマトヤクリーニング | 4,700円 | 9,400円 |
フラットクリーニング | 5,390円 | 10,780円 |
プロケア | 5,500円 | 11,000円 |
3枚
業者 | 1点あたり価格 | 合計金額 |
---|---|---|
コープ(シンセン) | 4,200円 | 12,600円 |
ダスキン | 4,620円 | 13,860円 |
ヤマトヤクリーニング | 4,633円 | 13,900円 |
まとめ
1枚ならこの価格で個別洗いのクリラボがおすすめ。
2枚以上ならコスパの高さでヤマトヤクリーニングが良いでしょう。コープも安いのですが、「コープデリ加入必須」「取扱地域が限られている」とややハードルが高いのが残念ですね。
羽毛布団をクリーニングするならおすすめは?
あえて1社あげるとするとおすすめはしももとクリーニングです。
コース | 1点あたり価格 | 合計金額 |
---|---|---|
布団1枚 | 9,680円 | 9,680円 |
布団2枚 | 6,490円 | 12,980円 |
布団3枚 | 5,427円 | 16,280円 |
- 2枚以上のコスパが高い
- クイーンサイズまで取扱可能・追加料金なし
- 側生地シルクOK
- 納期は最短3営業日
- 個別洗い、電子カルテによる1枚あたり管理も
- シミ抜き(漂白剤不使用)・軽微な修理に対応
- レンタル布団あり
- 圧縮なし
- 抗菌・防ダニ加工不使用
先にお話しした9つのポイントのうち、保管サービス以外をおおむね満たしているのが「しももとクリーニング」。
こと羽毛布団に関しては頭一つ抜けています。
羽毛布団のクリーニングは「しももとクリーニング」をベースに他社を比較していくとよしあしの判断がしやすいと思います。
高級羽毛布団クリーニング!業者の選び方は?
最高級羽毛の「アイダーダックダウン」「ダウン比率の高い高級羽毛」「高品質な真綿(シルク)」。
高級布団はデザインやブランドよりも、中綿の品質で高級かどうかで決められることが多いですね。
なんといっても大切なのは「上質な睡眠が得られるかどうか」ですから。
では、こういった高級羽毛の掛け布団をクリーニングするならどこがおすすめなのでしょう?
おすすめは、先にお話しした「しももとクリーニング」です。
理由は、高級羽毛を扱うのに十分な体制・技術力を持っているからですね。具体的には、
- 一部しか取り入れていない電子カルテにより、1枚単位で布団と向き合う姿勢
- 個別洗いがデフォルトであり、他人の布団と一緒に洗われない
- オーガニック布団も洗える技術力の高さ
- 漂白剤不使用など利用者や布団のことを第一に考える姿勢
- 仕上がった布団は圧縮せず届けてくれるため中綿への負担が少ない
あまりに口コミで人気が広がり過ぎ、通常7日程度の納期が現在は1ヶ月半待ち(2021年10月5日時点)になっています。
絶対に失敗したくない布団をお任せするには十分な信頼度の高さですね。
まとめ
羽毛布団をクリーニングするにあたって、業者の選び方や料金相場。そしておすすめの業者についてお話してきました。
ひとことで羽毛布団といっても、サイズや枚数、側生地やご自身の思い(圧縮可否、個別洗いなど)によって選ぶ業者は変わってきます。
迷ったなら、おすすめでお話しした「しももとクリーニング」を選んでおくと間違いが少ないと思います。
羽毛布団以外の布団や布団全般については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
初めて布団を宅配クリーニングするにあたっておさえておきたい5つのポイントや業者の選び方。料金相場やおすすめの業者、宅配クリーニングの使い方まで。ぎゅっと凝縮してお話ししています