- 「冬本番!お気に入りのダウンを着ようとクローゼットから出したら、全体に白い粉が吹いていた…」
- 「襟元に黒い点々がシミのように広がっていて、カビ臭い…」

久しぶりの再会でこんな衝撃的な光景を目にしたら、言葉を失いますよね。
- 高かったモンクレールなのに、もう捨てるしかないの?
- このまま着たら、カビの胞子を吸い込んで病気になりそう…
- 近所のクリーニング店に持って行って、「不衛生だから」と断られたら恥ずかしい
大切なダウンであればあるほど、どう対処すべきかパニックになってしまうはずです。
この判断を誤り、慌てて洗濯機で洗ったり、塩素系漂白剤を使ったりすると、ダウンの羽毛が溶けて二度と着られなくなってしまいます。



本記事では、ダウンのカビをご自身で安全に除去する方法から、他店で断られた重度のカビを復元できる「最後の駆け込み寺」のようなクリーニング店まで、徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、お手元のダウンを「廃棄処分」すべきか、数万円かけてでも「救出」すべきかの判断がつきます。
来シーズンは二度とカビを生やさないための完璧な保管知識まで身についているでしょう。
結論からお話しします。
まずは、その汚れが本当に「カビ」なのか、正しく診断するところから始めましょう。
参考文献:文部科学省(カビ対策マニュアル)
まずは診断!ダウンの汚れ、本当にカビ?それとも劣化?





「カビだ!」と慌てる前に、一度冷静になって汚れを観察してください。
ダウンジャケットに見られる「白い粉」や「黒いシミ」のすべてがカビとは限りません。
カビ取りの対処を始める前に、まずは以下の特徴に当てはまっていないかを確認しましょう。
間違った対処をしてダウンを傷めないための重要なステップです。
カビと間違えやすい「ダウンの吹き出し」と「皮脂」
もっとも勘違いしやすいのが、ダウンの縫い目から出てくる「吹き出し」と、襟周りの「皮脂汚れ」です。
1. ダウンの吹き出し(フェザー漏れ)
縫い目周辺に「白い綿毛」のようなものが付着している場合、多くはカビではなく、中の羽毛(ダウンやスモールフェザー)が生地の隙間から飛び出している現象です。
- 見分け方
-
指でつまんで引っ張ってみてください。綿のようにフワフワしており、芯がある場合はフェザーです。
- 対処法
-
引っ張って抜いてはいけません(穴が広がるため)。裏側から生地をつまんで、内部に戻すように引っ張ってください。
2. 皮脂汚れや化粧品の付着
首元や袖口が「黒くテカテカ」している、または「白っぽく汚れている」場合、カビではなく着用の痕跡である可能性が高いです。
- 黒光り: 皮脂が繊維に入り込み、酸化して変色したもの。
- 白い汚れ: ファンデーションや日焼け止めが付着したもの。
- 見分け方: カビ特有の「カビ臭さ」がなく、汚れが襟や袖などの「肌が触れる部分」に集中しているなら、通常の汚れです。
3. コーティングの剥離(寿命)
合成皮革(フェイクレザー)や、表面にポリウレタンコーティングが施されているダウンの場合、経年劣化(加水分解)によって表面がボロボロと剥がれ落ちてくることがあります。
- 見分け方
-
白い粉というよりは「薄皮」が剥がれるようにポロポロ落ちる。生地にベタつきがある。
- 判断
-
これはカビではなく「寿命」です。残念ながらクリーニングでも修復不可能であるため、買い替えを検討してください。



劣化による剥離をカビと勘違いしてクリーニングに出すと、「洗浄によってさらに剥がれが広がる」というリスクがあるため、そのまま返却されるケースがほとんどです。
危険度別・カビの見分け方(白カビ vs 黒カビ)
カビには大きく分けて「白カビ」と「黒カビ」の2種類があり、それぞれ対処法と緊急度がまったく異なります。


▼カビの種類別危険度チェックリスト
| 特徴 | 白カビ(危険度:中) | 黒カビ(危険度:特大) |
|---|---|---|
| 見た目 | 小麦粉をまぶしたような白い粉状 | 黒や茶色の点々(斑点) |
| 発生場所 | 生地表面、全体に広がりやすい | 繊維の奥深く、湿気が溜まる部分 |
| 状態 | 手で払うと粉が舞い散る | 払っても取れず、シミになっている |
| 根の深さ | 表面に付着しているだけが多い | 繊維の深部まで菌糸が侵入 |
| 対処法 | アルコール拭き、天日干し | 漂白・色補正(特殊クリーニング) |
白カビは、ホコリや湿気のある場所に発生しやすいカビです。
見た目のインパクトは大きいですが、初期段階であれば表面に付着しているだけのケースが多く、生地自体へのダメージは比較的軽微です。
一方で黒カビは、ダウンジャケットにとって「ガン」のような存在です。
黒カビの色素は、ただの汚れではなく、カビが繊維を分解しながら根(菌糸)を張り、色素を沈着させた結果です。
カビそのものが死滅しても、この黒いシミは簡単には消えません。通常のクリーニングやシミ抜きでは落とせず、「漂白」や「色掛け(染色補正)」といった高度な復元技術が必要になります。



黒カビが発生している場合、自宅での完全除去は100%不可能です。無理に擦ると生地を傷めるだけなので、すぐにプロに相談することをおすすめします。
次章からは、ご自身で対処可能な「白カビ」の除去方法について、具体的な手順を解説していきます。
黒カビの方は、自宅ケアの章を飛ばして「プロのクリーニング」の章へお進みください。
【軽度編】自宅でできるダウンの白カビアルコール除去法と3つの鉄則


表面に粉が吹いている程度の「軽度な白カビ」であれば、消毒用エタノール(アルコール)を使って除去できる可能性があります。
ただし、ダウンジャケットは非常にデリケートな素材です。
必ず以下の手順を守って作業してください。
ダウンの白カビ取りに準備するものと作業場所
作業を始める前に、必ず以下の道具を揃えてください。
- 消毒用エタノール: 薬局で売っている濃度70〜80%のもの。ジェルタイプはNGです。
- 清潔なタオル: 汚れても良いものを2〜3枚。
- マスク・ゴム手袋: カビの胞子を吸い込まないための必須アイテム。
- おしゃれ着用中性洗剤: 仕上げの拭き取りに使用します。
次に作業場所ですが、作業は必ず「屋外」で行ってください。
室内でカビを払い落とすと、目に見えない無数の胞子が部屋中に舞い散ります。
ご自身やご家族の健康を守るためにも、ベランダや庭など、通気性の良い場所での作業を徹底しましょう。
手順:叩いて落とす「パッティング法」
ダウンの生地を傷めずにカビを除去するには、「擦る(こする)」のではなく「叩き出す」動作が基本です。
ダウンの目立たない場所(裏地の裾など)にエタノールを少量つけ、白い布で軽く叩きます。
屋外でマスクを着用し、洋服ブラシを使って表面の白い粉を優しく払い落とします。
タオルに消毒用エタノールをたっぷりと含ませ、カビの部分を上からトントンと優しく叩きます。
ゴシゴシと横に擦ってはいけません。
「カビ菌をタオルに移し取る」イメージで、タオルが汚れたらすぐに綺麗な面へ変えながら繰り返してください。
カビが目立たなくなったら、風通しの良い日陰で半日以上干し、完全に乾燥させます。





以前、編集部スタッフが「ドライヤーで乾かせば早いだろう」と温風を当てたところ、ナイロン生地が熱で縮んで引きつってしまいました。ダウンの生地は熱に弱いため、ドライヤーや乾燥機の使用は避け、必ず自然乾燥を行ってください。
これだけは絶対NG!ダウンが傷む間違ったケア
ネット上には誤った情報も散見されますが、以下の3つはダウンジャケットの寿命を縮める行為です。
1. 塩素系漂白剤(ハイター等)の使用
「カビ=漂白剤」と考えがちですが、ダウンジャケットに塩素系漂白剤は厳禁です。
使用すると、中の羽毛(ケラチンタンパク質)が溶けてボリュームが失われるだけでなく、表面のナイロン生地が変色し、ボロボロになります。
2. カビが生えたまま洗濯機へ入れる
「洗えば落ちる」と安易に洗濯機へ放り込むのは非常に危険です。
洗濯槽の中にカビの胞子が大量に付着し、次に洗うタオルや子供服へカビを移してしまいます。
洗濯機を使用する場合は、必ず予洗いでカビを完全に除去した後にしてください。
3. 除菌スプレーをかけて放置
ファブリーズなどの除菌消臭スプレーをかけてクローゼットに戻すのは、逆効果です。
スプレーの水分がカビの新たな水分源となり、むしろ繁殖を助長させてしまいます。
注意:見た目が綺麗になってもダウンには「カビ爆弾」のリスクあり
アルコール除去で表面の白さは消えるかもしれません。
しかし、これで安心するのは早計です。
残った菌は休眠状態になり、来シーズン湿度が上がった瞬間に爆発的に増殖する「カビ爆弾」となります。



大切なダウンを長く着続けたいのであれば、応急処置だけで終わらせず、シーズンの終わりには必ず「防カビ加工」のあるクリーニング店へ出し、根元から菌をリセットすることを強く推奨します。
【重度編】なぜダウンの黒カビ自宅では落ちないのか?


- 「エタノールで拭いても黒い点が消えない」
- 「カビ臭さがどうしても取れない」
このような状態であれば、自宅でのケアは諦めましょう。
なぜプロでなければ落とせないのか、その理由を知ることで、無駄な努力やダウンをダメにするリスクを回避できます。
ダウンの繊維に根を張る「菌糸」の恐怖


黒カビの正体は、カビが繊維の奥深くまで根(菌糸)を張り、酵素を出して生地自体を変質(染色)させてしまった状態です。
イメージとしては、白いシャツに墨汁を垂らした状態に近いです。
表面をいくら洗っても、繊維そのものが黒く染まっているため色は落ちません。
これを落とすには、以下の専門的な工程が必要です。
まずカビ菌を殺菌
黒い色素を薬剤で分解・漂白する。
漂白で抜けてしまったダウン本来の色を、染料で補って元に戻す。
市販の洗剤や漂白剤で真似をしようとすると、黒カビと一緒にダウンの色まで抜けてしまい、まだら模様の無惨な姿になってしまいます。
一般的なクリーニング店が「カビお断り」する理由
「じゃあ、近所のクリーニング屋さんにお願いしよう」と考えるのが通常ですが、実はカビの生えたダウンは、約8割の店舗で断られるか、「洗わずに返却」されます。
理由は大きく分けて2つあります。
理由1. 衛生的なリスク(法律と規約)



クリーニング業法や店舗の衛生規約では、伝染性の病原菌や、他の衣類を汚染する恐れがあるものの取り扱いを制限しています。
カビの胞子は非常に軽く、ドライクリーニングの溶剤の中に混ざると、一緒に洗っている他のお客さんのスーツやコートにカビ菌を移してしまう恐れがあります。
そのため、「カビ=隔離が必要」と判断され、一般のラインでは洗えないのです。
理由2. 「洗わずに返却」される悲劇
もっとも厄介なのが、受付では「やってみますね」と預かってくれたのに、後日タグに「除去できませんでした」と書かれて、カビがついたまま返却されるケースです。
工場の検品ラインで「これは他の服と一緒に洗えない」とはじかれてしまうのです。
カビは待っている間にも繁殖し続けるため、時間のロスは致命的です。



だからこそ、最初から「カビ取り専門」の設備と技術を持ったクリーニング店を選ぶ必要があるのです。
「断られない」「再発させない」ダウンのカビ取りクリーニング店の選び方


では、どのようなお店なら安心して任せられるのでしょうか。



「カビ取り可」と謳っていても、そのレベルは店によって天と地ほどの差があります。
失敗しないために確認すべき条件は、以下の2点です。
「個別洗い(ウェット)」をしているか?
カビ対策でもっとも重要なのは、「他の人の服と一緒に洗わない」ことです。
顧客単位で洗濯機を回す「個別洗い」を採用しているお店であれば、衛生的な問題で断られることはありません。
他人の服からカビや汚れをもらう心配もゼロです。
ドライクリーニングは油汚れには強いですが、カビの栄養源となる「汗汚れ(水溶性)」はほとんど落とせません。
また、カビ特有の嫌な臭いは水洗いでしか除去できません。



ドライクリーニングだけで戻ってきたダウンは、見た目は綺麗でも、袋を開けた瞬間に「やっぱりカビ臭い…」となるケースが後を絶ちません。
根本解決には「水洗い」が必須条件です。
「漂白」や「復元加工」の技術があるか?
前述の通り、黒カビの色素を落とすには「漂白」と「色補正」の技術が不可欠です。
一般的なチェーン店の「有料シミ抜き」は、あくまで表面の汚れを落とすものであり、繊維に染み込んだ色素までは対応していません。
ホームページに「変色修復」「色掛け」「復元加工」といったキーワードがあるかチェックしてください。
色掛けや復元といった技術を持つお店は、着物や演劇衣装などの特殊なクリーニングも手掛けていることが多く、ダウンの黒カビ除去においても圧倒的な成功率を誇ります。



次章では、当サイト編集部が実際に調査し、数ある宅配クリーニングの中から「ここなら断られない」「黒カビも消える」と確信した、選りすぐりの3社を厳選してご紹介します。
編集部厳選!ダウンのカビ取りに強いおすすめクリーニング店3選


- 「結局、どのお店に出せばいいの?」
- 「失敗して後悔したくない…」
迷わず選べるよう、当サイト編集部が数ある宅配クリーニング店の中から、「カビ取り実績」「個別洗い対応」「復元技術」の3点を基準に厳選しました。
まずはこちらの比較表で、ご自身のダウンの状態に合うお店を見つけてください。
▼カビ取り対応クリーニング店3社比較表
| 店名 | 対応レベル | 料金目安 | 納期 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| キレイナ | 重度・黒カビ | 12,100円〜 | 2週間〜 | 【復元最高クラス】 他店で断られた服の駆け込み寺 |
| HIRAISHIYA | 中度・臭い | 9,800円〜 | 1ヶ月半〜 | 【衛生・防カビ】 ダウン専門店の職人品質 |
| リナビス | 軽度・白カビ | 7,800円 (3点パック) (2,600円 / 点) | 5営業日〜 | 【コスパ・保管】 衣替えでまとめて出すならお得 |
それぞれの特徴を詳しく解説します。
【キレイナ】他店で断られた黒カビも復元!最後の駆け込み寺
キレイナ
- ダウンコート(身丈~90cm):12,100円
- ダウンコート(身丈90cm~):13,200円
- 消臭&抗菌・防カビ加工: 2,200円
- 白カビ処理:1,650円~
- 黒カビ処理:2,200円~
- 色補正(5cm程度):5,500円~
- 送料:2,750円(11,000円以上の利用で無料)
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別 |
|---|---|
| 最短納期 | 2週間~8週間 |
| カビ取り実績 | 公式に事例多数 |
| 個別洗い対応 | 1客ごとにカルテ作成。個別洗い |
| 復元技術 | 公式に事例多数 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| テレビ出演実績あり クリーニングのビフォーアフター実績を多数掲載 ハイブランドを得意とする高級クリーニング | 入口の料金が高く、各種処理でも料金がプラスされるため料金が読みづらい |
- 「近所のクリーニング店で断られた」
- 「カビのシミが酷くて諦めかけている」
キレイナの最大の特徴は、一般的な「洗濯」の枠を超えた「復元」という概念です。
元々、ウェディングドレスや演劇衣装のメンテナンスを手掛けていた技術チームが担当するため、カビによって失われた色を補う「色掛け」や、繊維の奥の菌を死滅させる特殊処理に長けています。
「洗う」のではなく「蘇らせる」技術力
他のクリーニング店では「生地が傷むから無理」と言われるような漂白処理も、キレイナであれば生地の状態を見極めながらギリギリのラインで攻めてくれます。
料金は決して安くありませんが、10万円以上する高級ダウンを買い直すことを考えれば、十分に投資する価値があります。
「見積もり」で事前に処置内容と金額を相談できる点も安心材料です。



おすすめな人:
・モンクレール等の高級ダウンをクリーニングしたい
・重度の黒カビが生えている
・絶対に捨てたくない大切な一着をお持ちの方
【HIRAISHIYA】ダウン専門店の「カビ臭」完全除去
HIRAISHIYA
- ダウンジャケット:9,800円
- ダウンコート:12,100円
- メガ消臭加工: 2,200円
- 有料シミ抜き:3,300円~
- 黒カビ処理:2,200円~
- 色補正:10,000円~
- 送料:無料(一部地域有料)
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別 |
|---|---|
| 最短納期 | 1ヶ月半~(有料:3,200円で1ヶ月以内に納品可能) |
| カビ取り実績 | 公式に事例なし |
| 個別洗い対応 | 個別洗い |
| 復元技術 | 公式に事例多数 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 厚生労働省認可店 クリーニングのビフォーアフター実績を多数掲載 ハイブランドダウンを得意とする高級クリーニング | 入口の料金が高く、各種処理でも料金がプラスされるため料金が読みづらい 納期が長め |
「HIRAISHIYA(ヒライシヤ)」は、創業70年以上の歴史を持つ高級ダウンクリーニング専門店です。
HIRAISHIYAの強みは、「国家資格クリーニング師」による徹底した衛生管理と、専門店ならではの「完全丸洗い(ウェットクリーニング)」です。
カビの発生原因となる「汗汚れ」や、繊維の奥に染み付いた「カビ臭」を落とすため、ドライクリーニングではなく水洗いを基本としています。
さらに、銀イオン抗菌水を使用した洗浄を行うため、カビ菌の除去だけでなく、防臭・抗菌効果も期待できます。
また、湿度管理された乾燥室で、脱臭効果の高い「オゾン」を使いながらじっくり乾燥させるため、袋を開けた瞬間の清潔感が違います。



こんな人におすすめ:
・カビの「臭い」に敏感な方
・アレルギー体質の方
・専門店でスッキリ丸洗いしたい方
【リナビス】衣替えの保管もセット!コスパ重視のパック
リナビス
- 5点:9,810円(1点あたり1,962円)
- 10点:14,900円(1点あたり1,490円)
- 20点:23,500円(1点あたり1,175円)
- ロイヤルスイートコース:8,500円
- 皮革衣類・ブランドコース:16,000円
- 送料:無料
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別/パック |
|---|---|
| 最短納期 | 5営業日 |
| カビ取り実績 | 公式に記載なし |
| 個別洗い対応 | 通常パックはなし(ロイヤルスイートコース、皮革衣類・ブランドコースは個別洗い) |
| 復元技術 | 皮革衣類・ブランドコースに実績あり |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 対応衣類が豊富 高品質クリーニング 12か月保管無料 子供割50%OFF | パックタイプのため少量では利用しづらい 装飾品の多いドレスは取扱不可 ポリウレタン素材も取扱不可 |
「リナビス」は、定額パック(5点、10点など)で有名な宅配クリーニングです。
パック料金制のお店は「検品が雑」「まとめ洗い」というイメージを持たれがちですが、リナビスは「お節介」をコンセプトに、職人が一点一点手作業で仕上げる品質の高さに定評があります。
特に注目すべきは、パック料金の中に「最大12ヶ月の無料保管」が含まれている点です。
次の冬まで、温度・湿度が24時間管理された専用倉庫で預かってもらえるのは、最強のカビ再発防止策といえます。
熱によるダウンの縮みや生地へのダメージを防ぎながら、時間をかけて芯まで乾かすため、カビ予防の観点からも非常に理にかなっています。



こんな人におすすめ:
・表面の白カビ程度
・家族の分もまとめて出したい
・保管場所がない
カビが生えたダウンは捨てる?除去する?プロが教える判断基準(トリアージ)


クリーニング店の技術は進歩していますが、それでも「お金をかけて直す価値があるもの」と「寿命として諦めるべきもの」が存在します。
無駄な出費を防ぐため、以下の基準で「トリアージ(選別)」を行ってください。
修復不可能な「寿命」のサイン



以下の症状が出ているダウンは、残念ながらクリーニングでは救えません。
衛生面や見た目を考慮し、廃棄または買い替えを推奨します。
- 生地の加水分解(ベタつき):合成皮革やウレタンコーティングが経年劣化し、表面がベタベタしたり、ボロボロ剥がれたりしている状態。これはカビではなく素材の寿命です。洗うとさらに崩壊します。
- 広範囲の変色と生地の破れ:カビが繊維を分解し、生地が薄くなって破れている場合。穴を塞ぐ修理代を含めると、新品が買える金額になります。
- 購入価格よりクリーニング代が高い:例えば、ユニクロやGUなどのファストファッション(購入価格5,000円〜1万円)の場合、カビ取りクリーニング(約7,000円〜)を依頼すると費用対効果が合いません。
ファストファッションのダウンでも「思い出の品」であれば依頼する価値はあります。
しかし、経済的な合理性を優先するなら、新しいモデルに買い替えた方が衛生的かつ暖かく過ごせます。
クリーニングをおすすめするケース



逆に、以下の条件に当てはまる場合は、多少費用がかかってもプロに依頼すべきです。
- ハイブランド:高級ダウン:モンクレール、カナダグース、タトラスなど、購入価格が10万円を超えるもの。生地が丈夫に作られているため、カビさえ除去すればあと5年、10年と着続けられます。
- 軽度の白カビ:前述の通り、表面の白カビであれば比較的安価(基本料金内)で綺麗に落ちるケースが多く、完全復活が見込めます。
- 限定品・形見:二度と手に入らないデザインや、大切な人から譲り受けた品。これらはプライスレスな価値があるため、復元のプロ(キレイナ等)に相談する価値があります。
ダウンのカビ取りクリーニング料金相場と期間


「高い」「遅い」と感じるかもしれませんが、カビ取りクリーニングは通常のお洗濯とは工程がまったく異なります。
相場と期間を正しく理解し、余裕を持って依頼しましょう。
一般店と専門店の料金比較



カビ取りにかかる費用は、お店の技術レベルによって大きく変動します。
- 大手チェーン店(店舗型): 2,900円〜5,000円
- 一般的なドライクリーニング+簡易シミ抜き
- 表面の軽い汚れなら落ちるが、再発リスクは残る
- カビ取り専門・高級宅配店: 7,000円〜20,000円
- 個別水洗い+殺菌処理+オゾン脱臭+(必要なら)色補正
- 「安さ」ではなく、「カビを完全に断つための技術料」として捉えてください
2万円と聞くと高く感じますが、15万円のダウンを買い直すコストと比較すれば、約1割強の費用で資産を守れる計算になります。
仕上がりまでの期間(重要事項)
カビ取りクリーニングでもっとも注意すべきは「納期」です。
通常のクリーニングなら最短数日で戻ってきますが、カビ取りの場合は「2週間〜4週間」、繁忙期や重度の場合は「2ヶ月以上」かかることも珍しくありません。
時間がかかる理由は明確です。
また、カビの再発を防ぐには、ダウンの芯まで完全に乾かすための長い乾燥時間が必要です。



「来週着たいから急いで!」という要望は、カビの再発リスクを高めるだけです。
ダウンのカビ取りは、時間に余裕を持って依頼するのが成功の秘訣です。
もう二度とダウンをカビさせない!再発防止の鉄則と保管ガイド





苦労してカビを除去し、高いクリーニング代を払って綺麗にしても、保管環境が悪ければ来シーズンまた同じ悲劇が繰り返されます。
カビの発生条件である「温度20〜30℃」「湿度60%以上」「栄養(汚れ)」の3要素を揃えないために、今日からできる対策を実践してください。
クリーニング返却後の「ビニール」は即廃棄!
もっとも多い失敗であり、カビ発生の最大の原因が「クリーニング店のビニールカバーをかけたまま保管すること」です。
あの透明なビニールは、あくまで「工場から自宅まで汚れずに持ち帰るための移動用カバー」です。
通気性が皆無であるため、かけたままクローゼットに入れると、内部に湿気がこもり、ダウンが温室のような状態になります。
これが最強のカビ予防策です。
来シーズンも着るための保管テクニック


ビニールを外した後は、以下の手順で「湿気」と「ホコリ」からダウンを守りましょう。
通気性の良い「不織布(ふしょくふ)」のカバーをかけます。
100円ショップで売っているもので十分です。ホコリを防ぎながら空気を通します。
クローゼットの底に溜まる湿気を取るため、置き型の除湿剤を設置します。
服と服の間隔をあけ、空気が流れる隙間を作ります。ダウンが潰れるのを防ぐ効果もあります。
月に1回程度、クローゼットの扉を開け放ち、空気を入れ替えます。


9. よくある質問 (FAQ)



最後に、ダウンのカビに関するよくある疑問に、専門家の視点から回答します。
- ユニクロのダウンにカビが生えましたがクリーニングできますか?
-
ユニクロのダウン(ウルトラライトダウン等)は5,000円〜1万円程度で購入できますが、カビ取りクリーニングには同等以上の費用がかかるケースがあります。
「買い替え」の方が安く、衛生的である場合が多いです。
- カビの臭いは完全に取れますか?
-
カビ臭さの原因は菌の排泄物や死骸です。
これらは水溶性のため、ドライクリーニングでは落ちませんが、水洗いで丸洗いすれば根こそぎ流れ落ちます。
さらにオゾン脱臭を行うお店なら完璧です。
- 自宅で洗ってカビは落ちますか?
-
表面の白カビは落ちる可能性がありますが、推奨しません。
家庭用乾燥機では完全に乾くまで数時間かかり、生乾きの状態で放置すると、カビが爆発的に増殖して悪化するリスクが高いためです。
まとめ:カビたダウンは「時間との勝負」。今すぐプロに相談を
記事のポイントをまとめます。
- 白い粉(白カビ): 軽度ならアルコールと陰干しで対処可能。ただし、クリーニングで根絶するのが確実。
- 黒い点(黒カビ): 自宅除去は不可能。無理に擦らず、すぐに「復元」できる専門店へ。
- 選び方: 「個別洗い」「水洗い」「漂白・色補正」の技術がある店を選ぶ。
- 予防: 返却されたらビニールカバーは即捨てて、不織布カバーへ変える。
カビは生き物です。
「来年着る時に考えよう」と放置すれば、黒カビの色素が定着し、プロでも落とせない状態になってしまうかもしれません。



お気に入りのダウンを捨ててしまう前に、まずは「無料相談」や「見積もり」だけでも取ってみてください。
プロの技術なら、新品のようなフワフワの暖かさを取り戻せるはずです。
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ダウン全般の知識や、カビさせないための日々のお手入れ方法については、以下の記事を参考にしてくださいね。






