ダウンは日々の手入れが必要?大事なダウンを長持ちさせる4つの方法

近年、ファストファッション流行の影響もあり、ダウンがお手軽価格で手に入るようになりました。しかし、ハイブランドのダウン人気も変わることなく、根強くあります。

特に、20代後半以降の働く女性は、自分のご褒美として、憧れのハイブランドダウンを購入した経験がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、日々が忙しいと、ついつい大事にしているダウンの手入れも怠りがちになるものです。今回は、大事なダウンを長持ちさせる、日々の簡単な手入れ方法について、ご紹介します。

ダウンの手入れをしていますか?

ダウン手入れ

出かける際に着ていったダウンコートやダウンジャケットのお手入れはしていますか?ついつい、自宅に帰ってイスにかけたり、ハンガーにかけて部屋の中に吊っているだけではないですか?

毎日働いていて、忙しい女性にとって、ダウンのお手入れをする時間を確保することは、なかなか難しいものです。今回は、そんな忙しい女性でも簡単にできるダウンのお手入れ方法をご紹介します。

着るたびに、短時間でもお手入れをすることで、ダウンのもちは、大きく異なります。ポイントは以下の4点です。

  1. 雨に濡れたときの対処
  2. 着用後は風通しのよい場所に
  3. ハンガーにかける
  4. 保管場所の注意点

1.雨に濡れたら、雨をふき取ること

拭く

冬の時期は、よく天気予報が外れますよね。そうすると、予想していない雨に当たることもあります。そして、ダウンが雨に濡れた際は、帰宅後、しっかりと雨をふき取ってください

ダウンは水をはじいたり、乾きやすい特徴があります。ですが、すでに乾いている場合も、そのままクローゼットにしまうことは避けましょう。

雨に濡れたままであったり、濡れて乾いたからといってそのままにしていると、「雨染み」ができる原因となります。雨染みができると、ダウンの表面や襟元、フードあたりが黄色や茶色に変色してしまいます。

そのため、雨に濡れた場合は、帰宅後すぐ乾いたタオルでふき取るか、すでに乾いている場合は、固く絞って、水気がほぼないタオル(できればお湯で温めてあるもの)で、しっかりとふき取ることをおすすめします。

ダウンに雨染みがついちゃったら?

雨染み

シミ抜き可能なクリーニングに出すことをオススメします。

個人的には、あまり大きくない雨染みならリナビスがオススメです。

クリーニング・シミ抜き込で1,110円~とお手頃価格なのですが、パックタイプのため5点からしかクリーニングに出せないのが難点。

シーズン前にクリーニングしておきたい洋服などを合わせて出すと良いかと思われます。

シミがついてから時間が経ちすぎてしまった、あるいは、他に補修したい箇所があるならキレイナがオススメです。

特殊シミ抜き・色掛け・破れ修理など、ありとあらゆるトラブルに対応可能なスーパークリーニングですが、その分、お値段もスーパーです。

公式に事例が数多く記載されていますので、どんな復元ができるのか?確認されてみるのも良いかと思います。

キレイナ ダウンのクリーニング事例

2.帰宅後は、風通しが良いところに干すこと

雨に濡れた場合はもちろん、そうでないときも、帰宅後はダウンを風通しが良いところに干しましょう。今まで、雨が振っていない日は、帰宅後そのままクローゼットに入れることが多くなかったでしょうか?

着用後のダウンジャケットは、自分からでる蒸気だけでなく、外界の湿気も多く含んでいます。湿気を含んでいると臭いの原因になったり、せっかくのダウンのふくらみを損なう可能性があります。

ここで注意をするのが、「夜中に外干しをしないこと」です。

夜中は、晴れの日でも湿気が多いです。また、寒い日の場合は、霜や冷気を含み、ダウンがより湿気を含みます。そのため、外は風通しが良いですが、夜中の外干しは避けましょう。

例えば、自宅で風通しが良い場所をイメージしてください。窓を開けて、風がよく入る場所に干しましょう。また、忙しい方は、週末の昼間にまとめて、短時間外干しすることもおすすめです。

3.帰宅後、必ずハンガーにかけること

ハンガー

ダウンはウールやポリエステル、アンゴラやカシミヤなどのコートと異なり、シワがつきにくい特徴があります。そのため、帰宅後、ハンガーにかけずに、イスにかけたり、折りたたむ人が多いです。

きちんとハンガーにかけずに保管していると、ダウンのふくらみが減る可能性があります。そのため、帰宅後、必ずハンガーにかけて保管しましょう。

また、保管するハンガーは針金でつくられた細いハンガーはダウンが型崩れする可能性があるので、避けることをおすすめします。スーツを作ったときにもらえるような、肩の部分が厚く作られているハンガーを使用することをおすすめします。

4.ダウンは暖房器具を使用している部屋で保管をしないこと

暖房器具

ダウンジャケットの表面の素材は、「ナイロン」を使用していることが多いです。ナイロンは、ストーブやファンヒーターに含まれる酸化窒素ガスという成分に、とても弱いです。これに長時間あたっていると、ナイロンが変色するなど劣化をする恐れがあります。

また、暖房は直接影響がありませんが、乾燥を招くのでダウンのふくらみが減る可能性があります。そのため、ダウンは暖房器具を使用している部屋で保管しないことをおすすめします。

暖房器具を使用している部屋のクローゼットに保管している場合ですが、クローゼットに扉があり区切りがあるので大丈夫です。

ダウンジャケット・コートの手入れを行い、長持ちさせよう!

まとめ

今回は、ダウンの日々の手入れ方法についてご紹介しました。

ここがポイント
  • 雨に濡れたら、雨をふき取ること
  • 帰宅後は、風通しが良いところに干すこと
  • 帰宅後、必ずハンガーにかけること
  • ダウンは暖房器具を使用している部屋で保管をしないこと

この4点を実践しましょう。どれも、時間や手間がほとんどかからないものです。忙しい毎日の中でも、自分の大事なダウンを長持ちさせるために、継続しましょう!