布団クリーニング保管
初心者

シーズンオフの布団を保管してもらいたんだけど。料金はいくらくらいなのかな?

布団クリーニングのタイミングは、おおむねシーズンオフ。使い終わった布団をクリーニングしてもらうパターンが多いですよね。

どうせならそのまま預かってもらいましょう。そうすることでクローゼットに空きができますし預けている間、カビや虫食いの心配をしなくて済みます。

この記事では、保管サービスの選び方や料金相場。おすすめの業者についてお話していきますね。

保管付きクリーニング選びの4つのステップ

4つのステップ

クリーニング業者の選び方ですが、以下の4ステップで行っていきます。

  1. 1.業者の種類を選ぶ
  2. 2.クリーニングしたい布団の種類・素材で業者を絞る
  3. 3.クリーニングしたい布団の枚数・サイズでさらに業者を絞る
  4. 4.何を重視するのかを決める(料金・品質など)

1.業者の種類を選ぶ

まずはクリーニング業者の種類を選びましょう。

ざっくりというと、近所のお店を使うか宅配クリーニングを使うか、ということですね。

どちらがよいかですが、保管付き布団クリーニング業者は宅配クリーニングを選びましょう

理由は「保管に適した土地を確保しやすい」「全国の優良店から選び放題」の2点です。

宅配クリーニングを営んでいる業者は、多くが地方の優良業者です。そのため広大な土地を確保しやすいんですね。

広々とした土地で布団に合った保存方法をできるほうが、圧縮して棚に並べられるより良いのはわかりますよね。

また、布団は保管に場所をとるため保管サービスを扱っていない業者も多くあります。

普段お世話になっている近所の優良店が保管を扱っていない、なんていう事態も。

ですが、今は宅配クリーニングがあります。全国の優良業者を見比べて、その中から業者を選ぶことができるんですね。

上記2点の理由から、布団の保管サービスには宅配クリーニングをおすすめします。

2.種類・素材で業者を絞る

次に、クリーニングしたい布団の種類や素材から業者を絞りましょう。

「ここに決めた!」という業者が見つかっても、そもそもクリーニングしたい布団を扱っていなければクリーニングをお願いすることができません

布団のクリーニング業者でも、扱う布団が限られている業者は多いです。羽毛布団専門の業者もチラホラ。

当サイトで扱っている宅配クリーニング業者は28社。そのうち保管サービスがある業者は18社です。

18社のざっくりした取扱布団・寝具種類を表にしておきます。

業者羽毛布団掛布団(羽毛以外)敷き布団こたつ布団その他
ポニークリーニング毛布
座布団
リナビス毛布
座布団
ホワイト急便△綿NG毛布
せんたく便座布団
カジタク毛布
家事の達人
ザブザブ(丸八真綿)毛布
ベルメゾン毛布
座布団
ヤマトヤクリーニング毛布
クリーニング東京
プロケア毛布
座布団
コープ(シンセン)毛布
ムアツ
座布団
洗宅倉庫毛布
座布団
ダウネット
クリーンライフ名古屋ムアツ
サマリーポケット毛布
フラットクリーニング毛布
クリーニングモンスター毛布
座布団

特に注意したいのが「敷布団」「こたつ布団」

どの業者も取り扱ってそうなイメージですが、意外に取扱除外の業者が多いです。

素材面では、割とメジャーな「綿」「羊毛」をNGとする業者もありますのでご注意を。

難しい素材としては「ムートン」「真綿」がありますが、いずれも保管サービスを提供している業者では取り扱っていません

上記素材をクリーニングしたいなら、後述しますが保管は諦めてクリーニングに出すのもひとつの手段です。

3.枚数・サイズでさらに業者を絞る

種類・素材で業者をしぼったら、今度は枚数・サイズでさらに絞っていきましょう。

枚数ですが、クリーニング業者をざっくり分けると

単品重視1枚のクリーニングに力を入れているタイプ。1枚で出した時の料金はおさえめだが複数枚出しても割引はない
パックタイプ1枚で出すと割高だが、2枚以上まとめて出すと1枚あたりの料金がぐっと下がる。枚数が多いほど1枚あたり料金は下がるため出せば出すほどお得になる

衣替えでの保管に向いているのは「パックタイプ」ですが、「掛け布団だけ出したい」といったケースなら「単品重視」が視野に入ってきます。

次にサイズです。

ダブルサイズ以上になると追加料金がかかる業者や、取扱除外になる業者があります。

シングル以外のサイズを出したい場合は、取り扱っていることは前提として、できれば追加料金がかからない業者を選んでいきましょう。

表にまとめますと、
※「サイズ」列がスペースの業者は公式に記載なし。調査中です

業者枚数サイズ
ポニークリーニングパックタイプ
リナビスパックタイプクイーン・キングNG
セミダブル・ダブルは追加料金(+2,200円)
ホワイト急便パックタイプ
せんたく便パックタイプクイーン以上は1枚で2枚カウント
カジタクパックタイプ全サイズOK。追加料金なし
家事の達人パックタイプ全サイズOK。追加料金なし
ザブザブ(丸八真綿)パックタイプ
ベルメゾンパックタイプ
ヤマトヤクリーニングパックタイプ
クリーニング東京パックタイプ
プロケアパックタイプクイーン以上は1枚で2枚カウント
コープ(シンセン)単品重視
洗宅倉庫パックタイプクイーン以上は1枚で2枚カウント
ダウネットパックタイプクイーンまでなら追加料金なし
クリーンライフ名古屋パックタイプ全サイズOK。追加料金なし
サマリーポケット単品重視
フラットクリーニングパックタイプ
クリーニングモンスターパックタイプ

4.重視するポイントを決める

ここまでのステップでおおむね業者は絞れたと思います。あとは重視するポイントに従って1社に絞りましょう。ポイントとしては

  • 価格
  • 品質
  • 期間
  • 取扱寝具
  • 個別洗い
  • 圧縮可否

それぞれの項目の内容は、

価格のちほど料金相場でご紹介します。ここでは目安として2枚出した場合の1枚あたりの料金を記載
品質高品質の業者を◎、普通の業者を〇で表しています。
期間保管月数を数字で表示
取扱寝具代表的なものとして「シーツ」のクリーニング料金を記載
個別洗いデフォルトで個別洗いなら「〇」、追加料金が必要なら「△」、できないなら「x」、記載なしなら「スペース」
圧縮可否デフォルトで圧縮し「ない」なら「〇」、追加料金が必要なら「△」、圧縮必須なら「x」、記載なしなら「スペース」

では、表を見ていきましょう。

業者価格品質期間取扱寝具個別洗い圧縮可否
コープ(シンセン)5,300円6
フラットクリーニング5,390円8x
プロケア5,500円8x
ヤマトヤクリーニング5,600円6
家事の達人5,940円9
クリーニング東京5,940円6
クリーニングモンスター6,435円10x
せんたく便6,589円6x
ポニークリーニング7,040円9
カジタク7,040円9
クリーンライフ名古屋7,150円7
リナビス7,175円12
ザブザブ(丸八真綿)7,370円9
ベルメゾン7,720円9x
ホワイト急便7,820円9
ダウネット8,250円6
洗宅倉庫8,404円9
サマリーポケット9,350円無期限x

ご自身にあったクリーニング業者は見つかったでしょうか。迷うようでしたらおすすめは、

保管サービスならおすすめはリナビス

  1. リナビス
    リナビス
    布団1枚あたり:
    4,275円~(税込)
    保管料:
    無料
    保管月数:
    12ヶ月
    枚数1点あたり価格合計金額
    1枚10,500円10,500円
    2枚6,900円13,800円
    4枚4,275円17,100円

    料金は中程度ですが、クリーニングおよび保管品質の高さ。対応している布団・寝具・素材の豊富さ。高い次元でまとまっているのがリナビスです。ただし、セミダブル以上になると追加料金が発生しコスパが下がる点には注意が必要です。

    こんな人におすすめ
    • 布団入れ替え前後にまとめてクリーニングしたい方
    • お得に保管サービスを利用したい方

    詳細ページへ

保管つき布団クリーニングの料金相場

料金相場

ここからは料金比較にまいります。

ざっくりとした料金相場は先にお見せしたとおりですが、ここからは1枚・2枚・3枚まとめて出したとき「1枚あたりの金額」「合計金額」がそれぞれいくらになるのかについてお話していきますね。

料金を特に重視する方におすすめの内容です。

料金比較の前に~枚数についての補足

この表では、1~3枚までを取扱います

単身の方なら1枚、ご夫婦の方なら2枚、子供がおられる方で3枚。

おおむね1~3枚記載しておけばカバーできるとの考えからです。

4枚以上を取り扱っている業者もありますが、料金比較では4枚以上の料金を記載しません

また、取扱がない枚数についてはもっとも近い枚数のパックを利用するものとします。

たとえば、2枚パックしか扱いがない業者に1枚で出す場合。

この場合は、2枚パックを購入して1枚だけで出すものとして料金計算をしています。

同様に1枚パックしか取扱がない業者で3枚出す場合。

これは1枚パックを3個購入し3枚出したものとして計算をしています。

18社の保管料金比較

お待たせしました。料金の比較に参ります。

消費税や送料、早期取り出し料金(サマリーポケット)込みの価格で作成しています。安い順に並べていきます。枚数はタブで切り替え可能です。

  • 1枚
  • 2枚
  • 3枚

枚数問わず料金が安いのはコープですが、コープは「コープデリ加入必須」「取扱地域が限定されている」とやや厳しい条件

次点で安い業者は枚数によって変わってきますので、クリーニングに出したい枚数に合わせて業者をチョイスしましょう。

先にお話しした業者選びの4ステップもお忘れなく。

ものによっては保管を諦めるという選択肢も

保管をあきらめる

布団クリーニング業者のすべてが保管サービスを行っているわけではありません。

中には「この業者じゃないとキツイかも」というような条件の業者も。

その最たる例が「しももとクリーニング」。個別洗いであり技術力や口コミ評価も高く人気のクリーニング業者ですが、中でも

ここがポイント
  • ペットの粗相やおねしょに対応
  • 真綿のクリーニング可能
  • ムートンのクリーニング可能

上記に対応してくれる数少ない業者のひとつ。

ですが、保管サービスに対応していないんですね。上記の汚れや布団に対応してもらいたいなら、保管をあきらめクリーニングのみにとどめ、家で保管をするほうが良いかもしれません。

布団クリーニングの最適な頻度と保管タイミング

頻度と保管タイミング

布団に最適なクリーニング頻度は半年に一回と言われています。ちょうど衣替えのタイミングですね。

使用前後のクリーニングがベストと言われていますが、基本的には使用後のクリーニングで良い(1年に1回)でしょう。

6月に使用済み冬の布団をクリーニング。10月に使用済み夏の布団をクリーニングし保管から帰ってきた冬の布団を使用。

お財布が許すなら上記のような使い方でもよいのですが、布団のクリーニング代って高いですよね。

できれば夏場に使用した肌掛布団、敷きパッドなど夏物は洗濯で済ませたいところ。

少なくともかさばりがちな冬布団は、クリーニングし保管サービスに出したいところです。

まとめ

まとめ

布団のクリーニング保管サービスについてお話しました。

ここがポイント
  • 保管サービスの業者選びは4つのステップを踏むことで失敗が少なくなる
  • 料金はコープデリが安いがハードルが高い
  • 迷ったらおすすめはリナビス

保管サービスをうまく活用して、広々としたクローゼット、ふかふかになって帰ってくる布団、そしてカビや黄ばみに気を使わなくていい毎日を手に入れたいですね。

保管サービス以外の布団全般のお話しは以下の記事をご参照ください。