
プリーツスカートをクリーニングに出したいんだけどいくらくらいかかるのかな?取れかけたプリーツを戻してもらうことってできる?
一般的なクリーニングでは、取れかけたプリーツの復活は難しいのが現実です。ただし、以下の業者なら相談可能です。
- ネクシー:850円~(復元可否は要相談)
- リナビス:3点パック7,800円~(復元可否は要相談)
- ワードローブトリートメント:7,100円(プリーツ復元250円/本~)
この記事ではプリーツスカートのクリーニング料金相場・おすすめ業者・プリーツを復活させる方法まで、まとめて解説します。
ワンピースのプリーツも考え方は同じです。ワンピースの料金は以下の記事にまとめています。


スカートのプリーツのひだはクリーニングに出せば復活するの?


通常のクリーニングでは、プリーツを復活させることはできません。
そもそもプリーツは永続的なものではなく、着用や洗濯を繰り返すうちに徐々に弱まっていきます。洗濯表示に「プリーツは永続的ではありません」と記載されている製品もあるほどです。



水にも弱いため、雨や飲み物の付着でもプリーツが取れてしまうことがあります。
さらに、ほとんどのクリーニング店では生地のテカリや風合いの劣化を防ぐため、アイロンを直接あてずスチームでシワを伸ばす程度の仕上げにとどめています。
つまり、プリーツ復活を期待してクリーニングに出しても、「変わらなかった」「むしろ弱まった」という結果になりがちです。
ただし、手仕上げの業者を選べばプリーツへのダメージは最小限に抑えられます。
ワードローブトリートメントのように、プリーツを1本ずつ手作業で復元してくれる高級クリーニングも存在します。
クリーニングに出した方が良い理由


「復活しないならクリーニングの意味がないのでは?」と思うかもしれません。しかし、家庭の洗濯機で洗うよりも、クリーニングに出した方がプリーツを長持ちさせられるケースは多いです。
理由は素材にあります。
綿・麻・ウール・レーヨンなど水に弱い素材は、水に濡れた状態が続くとプリーツが取れやすくなります。こうした素材にはドライクリーニングの方が適しています。
一方、ナイロンやポリエステルは水に濡れてもプリーツが取れにくい素材です。特にポリエステルはプリーツ適性が高く、制服のスカートに多く採用されているのもそのためです。プリーツスカートを長く楽しみたいなら、購入時にポリエステル素材を選ぶのもひとつの手でしょう。



制服のプリーツが弱まってきた場合は、お近くのクリーニング店に「プリーツのプレス仕上げは可能か」を問い合わせてみてください。ポリエステルならプレスしやすいため、対応してくれるお店も少なくありません。
なお、同じ「ポリ」でもポリウレタンは経年劣化しやすい素材なので注意が必要です。素材ごとに家庭洗濯とクリーニングを使い分けられると理想的ですね。
プリーツスカートのクリーニング料金は?28社比較


では、プリーツスカートをクリーニングに出した場合、いくらくらいかかるのでしょう?というわけで、主要28社のクリーニング業者の料金を調査しました。
表の見方について
料金が安い順に並べています。
「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。



逆に、ワイシャツ150円、コート2,000円のように洋服の種類によって値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。
料金は税込です。またパックタイプはコースによって1点あたりの料金が異なりますので、一つの目安として全コースの平均額(上位コースを除く)を記載しています。
| 業者名 | プリーツ | チェーン | パック | 日数 |
|---|---|---|---|---|
| ネクシー | 850 | 6日 | ||
| ノムラクリーニング | 982.5 | ○ | 即日 | |
| ラクリ | 1248 | ○ | 4営業日 | |
| GiVu | 1300 | ○ | 3日 | |
| 十兵衛 | 1318 | ○ | 6日 | |
| ポニークリーニング | 1320 | ○ | 1日 | |
| 美服パック | 1363 | ○ | 3営業日 | |
| せんたく便 | 1384 | ○ | 5日 | |
| TSUMUGU | 1445 | ○ | 6営業日 | |
| クリーニングパンダ | 1485 | ○ | 3営業日 | |
| リナビス | 1490 | ○ | 5営業日 | |
| モクリン | 1564 | ○ | 7日 | |
| ヤマトヤクリーニング | 1648 | ○ | 8営業日 | |
| リアクア | 1650 | 4営業日 | ||
| クリーニングモンスター | 1760 | ○ | 4営業日 | |
| クリラボ | 1848 | ○ | 3日 | |
| 洗宅倉庫 | 1963.5 | ○ | 7日 | |
| ホワイト急便 | 1980 | ○ | 即日 | |
| 正直なクリーニング屋 | 1980 | ○ | 4営業日 | |
| DEA | 1980 | △ | 3週間 | |
| モンクチュール | 2000 | ○ | 10日 | |
| プラスキューブ | 2090 | ○ | 3日 | |
| リネット | 2175 | 2日 | ||
| クリコム | 3000 | 5日 | ||
| 白洋舎 | 3080 | ○ | 即日 | |
| ニック | 3340 | ○ | 5営業日 | |
| ワードローブトリートメント | 7100 | 14日 | ||
| キレイナ | 7700 | 14日 |
平均価格は2,201円です。ただ、手仕上げの業者に絞っているのと超高級クリーニングなど相場とかけ離れた業者も混ざっているため、実質的な相場感としてはおおむね800円~3,000円の範囲。
1,500円くらいが相場と言えそうです。手仕上げにこだわるなら2,000円くらいが相場になりそうですね。
クリーニング料金としては高くもなく安くもなく中間くらいです。
相場感をつかんだところで、次はおすすめの業者を紹介します。
プリーツスカートをクリーニングに出すならおすすめは?


おすすめの業者は用途によって変わります。
宅配クリーニングは送料や最低利用金額の条件が業者ごとに異なるため、用途によって最適な業者が変わります。それぞれのおすすめを紹介します。
1.プリーツをなるべく復活させたいなら「ワードローブトリートメント」
ワードローブトリートメント
- プリーツスカート:7,100円
- プリーツ復元: 〜250円/本
- 送料:2,000円(20,000円以上の利用で無料)
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別 |
|---|---|
| 最短納期 | 2週間 |
| 上質素材 | 無料 |
| 手仕上げ | 手仕上げ |
| プリーツ修復 | 有料だが復元可能 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 洋服1点ずつカルテを作成 6か月間の品質保証つき ハイブランドを得意とする高級クリーニング | 入口の料金が高く、送料無料の条件が厳しめなため料金がかさみやすい |
おすすめはワードローブトリートメントです。1点ずつカルテを作成して洗いを行う、いわゆる高級クリーニングですね。プリーツについては公式に記載がありませんでしたので、問い合わせてみました。
- プリーツが取れてしまったのですが復活させることは可能ですか?
-
可能です。ただし1本1本、手作業にてプリーツをつける作業になりますので素材と本数によって追加料金が変わります。ポリエステルなどプリーツがつけやすいものは安く、麻などは高くなります。最大で1本あたり250円ほど頂くことになるかと思います。
もっともプリーツ復元に期待できる業者になります。ただしそのぶん料金も高め。少なくとも7,000円以上かかります。本当に大切なスカートに限定してお願いしましょう。
「本当に安心なの?」と不安な方へ、ワードローブトリートメントの施術風景(公式動画)をご紹介します。
ワードローブトリートメントは、当サイト調べの品質スコアでは第2位(50.5点)です。プリーツを復活させたいなら、おすすめの業者はワードローブトリートメント。
2.シーズン中にまとめてメンテナンスなら「ネクシー」
ネクシー
- プリーツスカート:850円
- 5点: 8,800円(1点あたり1,760円)
- 10点: 10,800円(1点あたり1,080円)
- 15点: 14,800円(1点あたり987円)
- 送料(単品):2,400円(7,800円以上の利用で無料)
送料(パック):無料
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別/パック |
|---|---|
| 最短納期 | 5日 |
| 上質素材 | 無料 |
| 手仕上げ | 全品手仕上げ |
| プリーツ修復 | 要相談 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 装飾品や素材で追加料金がない 全品手仕上げ パックタイプを含めコスパが高い | 単品だと送料がネックになり、利用しづらい |
シーズン中にある程度まとめてクリーニングに出せるならおすすめは「ネクシー」。ネクシーの中の人はセンタク博士です。メディア露出が多いためご存知の方も多いかもしれませんね。ネクシーの最大の特徴は「融通が利く」。
腕はいいけど断り切れない街のクリーニング屋さんといったイメージです。プリーツについても相談できます。まずは問い合わせてみましょう。公式には、以下のとおり記載されています。
大量生産のプレス機は、服を「平らにする」もの。私たちの手アイロンは、服の「形を作る」もの。肩の丸み、襟の立ち上がり、袖の美しいカーブ。服の持つ本来の立体感を、蒸気と重さを巧みに操り、復元していきます。
引用元:ネクシー公式
コスパの良さが魅力的ですし相談は無料ですので、まずは問い合わせをしてみると良いでしょう。
単品利用だと送料がネックになるため、少なくとも送料が1,200円まで減額される5,000円以上の利用を目安にしたいですね。
3.シーズンオフのメンテナンスなら「リナビス」
リナビス
- 3点:7,800円(1点あたり2,600円)
- 5点:9,810円(1点あたり1,962円)
- 10点:14,900円(1点あたり1,490円)
- 20点:23,500円(1点あたり1,175円)
- 送料:無料
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | パック |
|---|---|
| 最短納期 | 5営業日 |
| 上質素材 | 無料 |
| 手仕上げ | 全品手仕上げ |
| プリーツ修復 | 可能な範囲で |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 対応衣類が豊富 高品質クリーニング 12か月保管無料 子供割50%OFF | パックタイプのため少量では利用しづらい 装飾品の多いドレスは取扱不可 ポリウレタン素材も取扱不可 |
衣替えなどのシーズンオフに、まとめてメンテナンスして保管サービスも利用するならおすすめはリナビス。リナビスはパックタイプであり、3点~しか出せないのがネックなのですが、シーズンオフならまとめてクリーニングだと思いますので、点数の心配は無用に。もちろん送料は無料です。
パックタイプはどんな洋服でも価格は一定ですので、コートやダウンといった大物を混ぜるとさらにお得にクリーニングが可能。保管は12か月無料のため、次シーズンまで専用の保管庫で預かってもらうことができます。
全品手仕上げで、乾燥も自然乾燥メインのためプリーツへのダメージは最小限に。プリーツに対するケアとしては公式のQAが参考になります。
- プリーツの衣類を依頼したのですが、プリーツ加工で仕上げてくれますか?
弊社のプリーツ加工はプレスによってプリーツを再現する方法でございます。弱くなったプリーツの完全再現は難しいですが、ご希望に沿えるよう出来る限り努力させていただきます。
引用元:リナビス よくあるご質問
プリーツへのケアだけでなく、ある程度までなら再現も期待できます。気になるようでしたら問い合わせてみましょう。シーズンオフのメンテナンスなら、保管サービスのランキングでも1位を獲得しているリナビスがおすすめです。
4.単品でクリーニングなら「リネット」
リネット
- プリーツスカート: 2,175円
- 送料:1,987円(無料会員:8,800円以上の利用で無料、
プレミアム会員:3,300円以上の利用で無料)
- 価格:
- 品質:
- 日数:
| タイプ | 個別 |
|---|---|
| 最短納期 | 2日 |
| 上質素材 | +220円 |
| 手仕上げ | プリーツスカートは手仕上げ |
| プリーツ修復 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 送料無料の条件が緩い 送料もおさえめ 単品でも利用しやすい | 有料会員(プレミアム会員)にならないと真価を発揮しづらい |
単品でクリーニングに出すなら、おすすめはリネットです。
リネットは利便性が高い業者で、プレミアム会員になると送料無料の条件が3,300円まで緩和されます。少量でも利用しやすい宅配クリーニングですね。
気になる品質も、
▼ プリーツスカート(縫製時から折り目を付けて製造されているもの)の仕上げについて
プリーツ1点1点のデザインに合わせ、アイロンにて仕上げを行わせていただきます。引用元: リネット:プリーツ / フレアスカート
プリーツスカートの仕上げについて公式に明記されています。宅配クリーニングが初めての方でも、申し込みページの案内に沿って梱包・発送するだけなので安心です。
プリーツスカートのクリーニングにかかる日数は?


プリーツの最大の敵は乾燥機。プリーツスカートは自然乾燥が基本のため、通常のクリーニングより日数がかかります。早い業者で2日〜、自然乾燥メインの業者なら5日〜が目安です。
記事内で紹介した4業者の納期は以下のとおりです。
- リネット:最短2日
- ネクシー:最短5日
- リナビス:最短5営業日
- ワードローブトリートメント:約2週間
プリーツ復元を依頼する場合はさらに時間がかかることがあるため、余裕をもって出しましょう。即日クリーニングは避けるのが無難です。急いで仕上げると、1回のクリーニングでプリーツが全滅する可能性もあります。
豆知識~クリーニング店の折り目加工


クリーニング店にプリーツスカートを出しても、復活させることは原則できないとご紹介しました。それでは、クリーニングの有料オプションである「折り目加工」をつけた場合はどうなのでしょう。
実は、折り目加工はスーツなどのパンツのみ対応となるため、スカートのプリーツには折り目加工を施すことができません。
仮に、クリーニングに出す際にプリーツスカートに折り目加工をつけてくださいと伝えても、対応できないと断られてしまいます。
3つの加工がポイント


では、プリーツを復活させる方法はないのでしょうか?実は、以下の3つの加工に対応するクリーニング店なら、プリーツを復活させられる可能性があります。
- プレス仕上げ
- リントラク加工
- シロセット加工
1.プレス仕上げ
プレス仕上げは、アイロンでプリーツひとつひとつを伸ばしていく方法です。
基本的には、クリーニング技術があれば対応可能と言えますが、プリーツの状態や形状によっては時間がかかるため断られてしまうケースもあります。
また、着用や洗いの工程でプリーツが取れやすく、永続的な効果が見込めないため積極的にはおすすめできません。
2.リントラク加工
リントラク加工は専用の樹脂で折り目を固定する方法です。
プリーツの折り目の裏に樹脂を塗って折り目を固定します。どんな素材でも加工できることや洗いに強いのが魅力ですが、繊維が硬い素材や生地が薄いプリーツスカートには向いていません。
また、生地に直接樹脂を塗るため、多少なりとも風合いが損なわれてしまいます。大切にしているプリーツスカートの場合、風合いの変化は気になるところ。事前にクリーニング店に相談することをおすすめします。
3.シロセット加工
シロセット加工は、薬剤でウールの繊維構造を化学的に固定してプリーツを定着させる方法です(パーマと同じ原理)。
専用の液をプリーツ部分に塗布してプレスすることでプリーツが復活します。ウールや綿などの風合いを損ねずにプリーツを復活させられるため、ブランド物のプリーツスカートにもおすすめです。
と、一見万能な加工に見えるのですが、基本的にウール以外の素材には使用できません。
技術の進歩で対応できる幅が広がっている可能性もありますので、お近くのクリーニング店に相談されるか、実際に持ち込んでみるのが確実かと思います。
スカートのプリーツ直し!まずはクリーニング店に問い合わせよう
上記3つの加工はいずれも対応できる店舗が限られます。依頼前に「プリーツの復元加工は可能か」を問い合わせておきましょう。宅配クリーニングなら、ワードローブトリートメントがプリーツ復元に対応しています。
プリーツスカートのクリーニングまとめ


記事の要点をまとめます。
- プリーツは一般的なクリーニングでは復活しないが、プリーツへのダメージを抑えるにはクリーニングが有効(特に綿・麻・ウール素材)
- 料金相場は約1,500円。手仕上げにこだわるなら約2,000円
- プリーツ復元ならワードローブトリートメント(クリーニング代7,100円+復元〜250円/本)
- 素材がポリエステルならプリーツが取れにくく長持ちする
お気に入りのプリーツスカートを長く楽しむために、用途に合った業者を選んでみてください。





