シルクスカーフクリーニング

春や秋に大活躍のシルクのスカーフ。軽く巻くだけでサマになりますし、なにより触り心地が気持ちいいですよね。とはいえ、首に巻きますからどうしても汗がついてしまいます。

シルクですから洗濯すると傷んじゃうかも?と思うとなかなか踏み切れませんよね。人気ブランドの

人気ブランド
  • エルメス
  • シャネル
  • ルイ・ヴィトン
  • エトロ
  • コーチ
  • グッチ

などなどですと普通に数万円します。下手な服より高価ですから、慎重になりすぎてすぎることはないでしょう。

そこでクリーニング店の出番です。どうせなら安く質が良いクリーニング店に出したいモノ。そこで「安くて品質がいいのははドコ?」という視点で徹底比較です。

はじめに~素材や種類や大きさによってクリーニング代が変わる?

早速、料金比較といきたいところなのですが、念のためにお話しておきます。というのも、「あれ?お店に表示されてるクリーニング料金より高い金額なんだけど?」なんてことが起こりえるからですね。

注意点は3点です。

  1. シルクによる素材追加料金
  2. 大きさによる追加料金
  3. マフラー扱いになっちゃった

それぞれ見ていきましょう。

シルクによる素材追加料金

追加料金

この記事をご覧いただいている方の多くは「シルクのスカーフ」をクリーニングされようと思われていると思います。シルクってクリーニングする側の扱いとしては、上質素材なんですね。丁寧に扱わなければいけない分、追加料金が発生することが多いです。ただし、

スカーフに関してはシルクを上質素材として扱わない業者もある

ネクタイもそうなのですが、クリーニングに持ち込まれるスカーフはほとんどがシルクです。そのため、上質素材の料金込でクリーニング料金を設定しているところがあります。宅配クリーニングのリネットなんかがそうですね。

そのため、一見しただけでは「シルクのクリーニング料金っていくらなんだろ?どこがお得なの?」ってことがわかりづらいんです。この記事では、その点も踏まえてシルクのクリーニング料金を記載しています。

スカーフ以外の一般衣類について、上質素材が「何%入っていたら」「どのくらいの追加料金がかかる」については、カシミヤマフラーの記事に詳しく記載しています。興味があれば覗いてみてくださいね。

ちなみにスカーフですとポリエステルも多いと思いますが、ポリエステルは上質素材ではありません

大きさによる追加料金が発生する

大きさ

コレ、かなり珍しいケースなのですが一応頭に入れておいて頂ければと思います。メジャーどころですと「白洋舎」。一辺の長さが80cm以上かどうかで料金が変わります。

白洋舎の料金
  • 80cm未満:770円
  • 80cm以上:990円

この記事では、80cm未満のスカーフのクリーニング料金を記載してます。

ツイリーは多くの業者ではカレ同様にスカーフ扱いになりますが、80cmを超えるものが多いためチェーン店では価格が高くなるかも?ということを頭の隅にでも入れておいて頂ければ。

マフラー扱いになるケースも

マフラー扱い

これはおもに素材ですね。シルク(絹)の場合は問題ありません。

マフラー扱いになる可能性のある素材
  • コットン(綿)
  • ウール(毛)
  • 麻(リネン)

上記素材の場合は、マフラー扱いになる業者があります。リネットなんかがそうですね。一般的なスカーフは、シルクかポリエステルですから、あまり気にする必要はないと思います。マフラーの料金は以下の記事を参考にしてみてください。

スカーフとハンカチのクリーニング相場を24社比較で知ろう!

スカーフクリーニング料金

では、価格比較にまいりましょう。シルク、ポリエステルのスカーフの値段、あわせて同じく小物であるハンカチの料金を安い順に記載しています(タブで切り替えできます)。

「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。

初心者

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。

料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの料金を記載しています。大きな表になりますので、上位5社のみ表示し残りは折りたたんでおきます。

宅配クリーニングが初めての方や、利用に不安を感じる方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

  • シルク
  • ポリエステル
  • ハンカチ

24社を比較して、おおむねの相場感としましては、

ここがポイント
  • シルクスカーフ:1,100円
  • ポリエステルスカーフ:800円
  • ハンカチ:500円

このくらいが目安になりそうですね。

スカーフをクリーニングするならオススメは?

スカーフクリーニングのおすすめ

おすすめは条件と用途によって使い分けましょう。ちょっと難しいですね(笑)。ざっとポイントを記載すると、

  1. 4,400円以上利用予定ならネクシー
  2. リネットをまだ利用したことがないならリネット
  3. シミなどがありトップコンディションに戻したいならキレイナ
  4. 上記にあてはまらないなら近所のクリーニング店

では、少し詳しく見ていきますね。

4,400円以上利用予定ならネクシー

ネクシー
出典:https://nexcy.jp/

料金は最安値のネクシー。安いだけでなく、

ここがポイント
  • 全品手仕上げ
  • 素材や装飾品の追加料金なし
  • 少し難しいシミにも対応

と、いたれりつくせりなのですが、ここで料金の安さがネックになってきます。ネクシーは宅配クリーニングのため送料が発生します。

ネクシーの往復送料は1,997円。この送料が無料になるための条件が「4,400円以上の利用」なんですね。

もし、他にもクリーニングを待っている洋服があるようでしたら料金シミュレーターを利用して、4,400円を超えるかどうか計算してみましょう。送料が無料になるようでしたら、文句なしでオススメです。

リネットをまだ利用したことがない方ならリネット

リネット
出典:https://www.lenet.jp/

シルクスカーフのクリーニング料金としては中くらいのリネット。リネットも宅配クリーニングのため、送料がかかるのがネックなのですが、2023年1月現在、キャンペーンを行っておりまして。

ここがポイント

初回送料無料

そのため初回であれば、シルクのスカーフだけをクリーニングに出しても送料はかかりません。スピードも最短2日と宅配クリーニングの中ではほぼ最速。

品質面では、気に入らなかったときのために「再仕上げ無料」サービスがあります。有料会員なら全額返金保証も。

まだリネットを利用されたことがない方には、リネットおすすめです。

高級ブランドやシミ抜きなど絶対に失敗したくない方にオススメの業者はキレイナ

キレイナ
出典:https://kileina.jp/

キレイナはシミ抜き・色掛け・黄ばみ取り、なんでもござれのスーパークリーニングです。また、ブランド物に強いのもこの業者の特徴。

そしてなによりうれしいのが、公式でクリーニング事例を紹介していること。たとえばシルク素材のクリーニング例ですと、14例掲載されています(2021年12月時点)。

キレイナ シルクのクリーニング事例

残念ながらスカーフのクリーニング事例は載っていないのですが、先ほどもお話したとおり、やっかいなのはシルクという素材。シミや黄ばみが気になる方は、まずは公式の事例を覗いてみてはいかがでしょう。

お手持ちのスカーフと似た事例がのっていれば、公式の事例同様に、魔法のようにキレイになる可能性が高いです。ただ、スーパークリーニングだけあり、お値段もスーパー。

キレイナのクリーニング料金例
  • スカーフクリーニング代:3,300円
  • 特殊シミ抜き・黄ばみ処理:1,100円~
  • 往復送料:利用額8,000円未満なら2,200円、12,000円未満なら1,100円

少なくとも3,300円~となります。これはもう、お手持ちのスカーフの状態と、スカーフに対するご自身の思い入れ、そして財布との相談ですね。

絶対に失敗したくない!トップコンディションに戻したい!という思いが強いようでしたら、キレイナを利用されると、その期待に応えてくれると思いますよ。

上記にあてはまらないなら近所のクリーニング店

クリーニング店

これまでお話した3点、いずれにもあてはまらないようでしたらオススメは近所のクリーニング店です。まずはお近くのクリーニング店を探してみましょう。

店頭に持ち込んでもいいですし電話でも構いませんので、クリーニングに出す前に以下のポイントを確認しておきましょう。

クリーニングに出す前の確認事項
  • スカーフのクリーニング代
  • シルクだと追加料金がかかったりコースが変わったりするかどうか

本当はクリーニングの質まで確認したいところですが、受付の方だとそこまではわからないと思いますので、取り急ぎ上記2点をご確認。

できれば複数のお店を比較したいですね。ご自宅から通えるお店を何点かピックアップして比較しましょう。先にお話しした料金相場も参考に、良いクリーニング店に巡り合えると良いですね。

お近くにクリーニング店がないようでしたら、宅配クリーニングのキャンペーンをチェックしてみましょう。初回利用のハードルを下げるために頑張っている業者が多いため、思わぬお得に巡り合えることも。

クリーニングに出す際の注意点

注意点

出すときの注意点というよりは、これは覚悟しておいてくださいね、というお話になります。というのも、シルクはシミ抜きが非常に難しい素材です。そして、スカーフは色物が多いです。

なので、限界までシミ抜きをしようとすると「色落ち」「毛羽立ち」などが起こる可能性があります。できれば、シミがついたら時間をおかず速攻でクリーニングに出されると良いでしょう。そうすることで少なからずシミが消える可能性が高まります。

それでも完全に消せる可能性が低いのがシルクっていう素材なんですね。シミが気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。