部屋着に手軽な外出着にと大活躍のジャージです。ちょっとした運動やサイクリングのときなどにも使えますよね。手軽で動きやすいため、どうしても汚れが付着しがち。
洗濯で済ませることも多いですが、たまにはクリーニングでメンテナンスしておきたいところです。シミ抜きもできますしね。
では、クリーニング業者で最も安くジャージをクリーニングできるのはドコなのでしょう?
ジャージをクリーニング!31社比較で相場を知ろう
料金のソースは各業者の公式ページです。
「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。
このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。
※料金は税抜きです。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの料金を記載しています。
大きな表になりますので、上位5社のみ表示し残りは折りたたんでおきますね。
業者 | 料金 | チェーン | パック |
---|---|---|---|
カーニバルクリーニング | 418円 | ○ | |
リアクア | 660円 | ||
美服パック | 732円 | ○ | |
ネクシー | 759円 | ||
フランス屋 | 783円 | ○ |
31社の平均は1,153円。おおむね1,200円くらいが相場といえそうです。
ジャージですが、上下別々でカウントされます。たとえば、ネクシーでジャージ上下を出したとすると、
759円 x 2 = 1,518円
となります。ちなみにジャージは洋服のクリーニング代には珍しく、上下の値段が同じなんですね。そのため、上下で出される場合は上記金額を2倍した金額になると思っていただければ良いかと思います。
また、ジャージは公式や店頭に料金が記載されていないことが多いです。
後述しますが、ジャージはトレーナーなどの似た衣類よりも料金が高くなるケースが多いため、近所のクリーニング店を利用される場合、事前に電話で問い合わせておくことをおすすめします。
ジャージをクリーニング!おすすめは?
ご紹介した31業者の中でのオススメはリネットです。
安い、早い、高品質と3拍子揃っています。
クリーニング料金だけ見るとネクシーの方が安いのですが、
- 初回割引をうまく利用すれば料金はネクシーを下回る
- 最短1日でクリーニング
- 有料会員なら全額返金保証
という3点のメリットがあります。そのため、ジャージをクリーニングに出すならリネット推しです。
ジャージをクリーニングに出す際の注意点
ジャージだと思って出したら別の洋服扱いになった!なんてことがあります。
間違えやすいのは、「トレーナー・パーカー・フリース・スウェット」扱いになること。
リネットではこの2種類の違いを、裏地にパイル生地が使われているかどうか?で区別しています。
表地、裏地ともにジャージ素材なら「ジャージ」、裏地にパイル生地が使われているなら「トレーナー・パーカー・フリース」扱いになります。
気になる値段の違いは、
ジャージ | 1,155円 |
---|---|
トレーナー・パーカー・フリース | 770円 |
ジャージよりもトレーナーのほうが値段か安くなるんですね。その他の業者ではどうなるかわかりませんので、気になるようでしたらクリーニングに出される前に問い合わせをされることをオススメします。
ちなみに、ジャージ素材、パイル生地ってイメージつきますでしょうか?私はつきません(笑)。なので、ちょっと調べてみました。
ジャージ素材ってどんな素材?
困ったときのWikipediaです。
ジャージー生地
ジャージー生地は、その特性として伸縮性を持つ布地である。原材料としてウールや綿、ポリエステルが用いられる。ポリエステルのみを原料とするのが主流だが、裏地に綿やポリウレタンを混紡したものも学校指定や業務用などでは多い。引用元: Wikipedia
いわゆる「ジャージ」の生地、という認識で良さそうですね。
では、パイル生地ってどんなモノなんでしょう?
パイル生地ってどんな素材?
またまた困ったときのWikipedia。
パイル織物(パイルおりもの)は、平織か綾織で編地の片面または両面にパイルを織り出した織物の総称。添毛織り(てんもうおり)。
パイルとは下地から出ている繊維のことで、織った後の処理により2種類に分類される。パイルをループのままにしたものをループパイル(輪奈)またはアンカットパイルといい、ループをカット(剪毛(せんもう))したものをカットパイル(切毛)という。
・ループパイル – タオル地
・カットパイル – ベルベット、ベロア、ベッチン、コーデュロイ引用元: Wikipedia
小難しいことが書かれていますが、要するに「タオル生地」のようです。
思い返してみると、確かにトレーナーやパーカーの裏地ってタオルっぽいですよね。汗を吸いやすい素材になっているようです。
ジャージの素材まとめ
すごくざっくりまとめますと、表も裏も同じ生地、ジャージっぽい生地ならジャージ。
裏地がタオルっぽい、トレーナーっぽい生地だとトレーナー扱い。
こんなイメージでしょうか。
想像では、裏地がパイル生地のほうがクリーニング難しそうですけども、ジャージ生地のほうが手間がかかるんですね。
ともあれ、クリーニングに出される際は裏地のチェックをお忘れなく。