保管期間

衣替えなどに便利なのが、クリーニングの保管サービス。冬物を4月に預け、10月になったら持ってきてくれる。クローゼットに余裕ができますし、虫食いやカビなどの心配をしなくて良いのが便利ですよね。

そこで気になるのが「どのくらいの期間預かってくれるのか?」ですね。

一般的な衣替えの時期は4月と10月。4月に出して、10月に戻ってきてほしいとすると、保管期間は半年で十分です。とはいえ、出来る限り保管期間は長いほうが選択肢が増えるので良いですよね。

喪服など、1年に1回しか着ない衣類なら12か月保管できる業者がベスト。そこで、保管サービスを扱う宅配クリーニング業者の保管期間を比較してみました。

保管サービスの保管期間を33社で比較!

保管期間

保管期間が長い順に並べていきます。「期間」列には保管月数を記載しています。

保管月数とあわせて、「金額」列に1点あたりの価格が最安となるコースの1点あたりの値段も記載しています。業者選びの参考にしてみてくださいね。

料金の詳細は以下の記事をご参照ください。

また、後述する「届け日変更の可否」を「可否」列に記載しています。「○」は変更可能、「△」は有料で変更可能、「x」は変更不可です。

業者名金額期間可否
ココアラ968円12x
リナビス1,175円12
リコーベ1,247円12x
モンクチュール1,265円12
白洋舎+209012
クリーニング東京905円11
フランス屋1,047円11
せんたく便1,063円11
ニック1,500円11x
ランドリーバスケット1,980円11
ヤマトヤクリーニング1,073円10
十兵衛1,099円10x
ラクリ1,199円10x
モクリン1,338円10x
プロケア1,370円10x
正直なクリーニング屋1,375円10
洗濯倉庫1,044円9
カジタク1,159円9
ポニークリーニング(宅配)1,160円9
ホワイト急便(宅配)1,187円9x
クリラボ1,271円9
キレイナ+22009x
フラットクリーニング1,034円8
リネット1,291円8
プラスキューブ2,107円8
セルホワイト(旧およりて)990円7x
Nexcy Season1,210円7x
美服パック879円6
ミニクラ1,210円6
ディノスクローゼット1,375円6
サマリーポケット1,606円6

保管期間は6~12か月の範囲におさまっています。全33業者の平均保管期間は、9.4ヶ月。衣替えに利用するなら十分な期間といえます。

喪服やクリスマスなどのイベント衣装といった、年一回しか使わない洋服を保管に出したいなら12か月の業者が視野に入ってきます。

保管期間に関する豆知識

豆知識

ここからは、宅配クリーニング保管サービスの保管期間に関する豆知識についてお話していきます。

おさえておきたいポイントは以下の3点。

  1. コースによって保管期間は変動しない
  2. 希望日時に届けてもらうコツ
  3. 届け日の変更について

コースによって保管期間は変動しない

変動

保管サービスっていろいろメニューがありますよね。5点・10点といった点数によって価格は変わりますし、上質コースがある業者もあります。ご紹介した33業者の全コース数は126コース。

「安いコースを頼むと保管期間短くなったりするのかしら?」と心配になってしまいがちですが、そんなことはありません。

保管期間は業者ごとに決まっており、コースによって変動することはありませんのでご安心を。

希望日時に届けてもらうコツ

届けてもらうコツ

保管期間は6ヶ月~と長期にわたります。そのため「〇月〇日の〇時に届けてほしい!」といった詳細な日時を指定したい方はあまりおられないですよね。

ただ、ざっくりとしたイメージはあると思います。冬物なら「寒くなりそうな10月中旬くらい」「平日は仕事なので休日の午前中がいいな」といったイメージです。

これって割と皆さん同じ考えです。そのため、冬物の保管後納期って10月上旬から中旬の土日に固まることが多いんですよね。

宅配クリーニング業者も、無限に人がいるわけではありませんので一日に送付できる洋服の数って限られています。するとどうなるかといいますと、人気のある届け日は早くに埋まってしまう

本当は10月中旬に受け取りたかったのに、泣く泣く9月下旬受取を指定することになった、なんてことになるんですね。そうならないためには、早い者勝ち!なるべく早く注文する

注文して届け日をおさえてしまえば、洋服を出すのは極端な話、8月まで受け付けている業者がほとんどです。私は、だいたい3月くらいに注文して5月くらいに発送するケースが多いですね。受け取りは10月中旬の土日です。

5月になると10月届けは埋まってしまうことが多く、最悪、保管パック自体が売り切れている自体もありましたので、今はこの方法で安定しています。保管サービスを利用することが決まっているなら、なるべく早く注文されることをおすすめします。

届け日の変更について

届け日変更

保管期間が長くなればなるほど、注文時とは環境が異なることが多いです。もっとも影響がありそうなのが「引っ越し」。

極端な例ですが、九州から北海道へ引っ越した場合。もともと11月に受け取り予定の冬物でしたが、北海道は10月になると平均気温が15度を切ってきます。こういった場合、届け日の変更をお願いしたいところです。

届け日の変更ってどの業者も対応していそうなイメージなのですが、先に記載した表のとおり届け日変更に対応していない業者は以外と多い

有料(500円~2,200円)の業者を含め、届け日変更に対応している業者は全33業者中、20業者(61%)

おおむね2/3くらいの業者が届け日変更に対応しています。逆に言うと、1/3の業者は届け日変更が原則として不可です。

また、届け日変更が可能な業者でも、

ここに注意
  • 受け付けは電話のみ
  • 1~3週間前に連絡が必要

である点にも注意しておきましょう。

長期保管したいならおすすめの業者は?

リナビス
出典:https://rinavis.com/

保管サービスを期間で選ぶなら、おすすめはリナビスです。保管期間は12か月であり、有料ではありますが保管期間の変更、届け日変更にも対応しています。

届け日変更は、届け日の15営業日前までに連絡が必要で、追加料金として500円かかります。

基本的な考え方としましては、届け日変更はイレギュラーなケースである、ということ。冬物の衣替えですと、10月から11月の上旬を受け取り日に指定しておけば間違いありません。

そのため、よほどのことがない限り届け日変更をすることはないと思います。

ですが、絶対ではありません。もしものことを考えると、届け日変更に対応してくれる業者のほうが安心できます。

保管期間の長さ、クリーニングコスパの高さ、有料ではありますが、もしものときも届け日変更できる柔軟さ、の3点から、おすすめはリナビスになります。

まとめ

まとめ

宅配クリーニングの保管サービスを利用して長期保管を行うにあたって、必要な情報についてお話してきました。

全33業者の平均保管期間は9.4か月、最長12か月と、長期保管には十分な期間です。期間にまつわるポイントや、長期保管するなら外せない「届け日変更」。

「届け日変更」に対応しているかどうかは、衣替えでの保管ならさほど重要ではありません。

ですが、1年近く保管するとなると大切なポイントになります。そのため、おすすめの業者には「届け日変更」に対応したリナビスを推しています。

この記事ではあくまで「期間」の観点から保管サービスについてお話しています。総合的に判断したい、保管サービスについてもっと詳しく比較したい方は、以下の記事もご参照ください。