春秋に大活躍。ライナーがついていたり素材によっては冬でも大活躍のニットコート。素材によって値段はピンキリですが、長持ちさせるなら定期的なクリーニングは欠かせません。
「水洗いOK」な素材なら、家で洗濯しても良いのですが、ウールなどを使用されていると縮みなどが不安ですよね。
とはいえ、ニットコートは他のコートに比べると安価なモノが多いのも事実。できればクリーニング代をおさえたいな、という気持ちもわかります。
そこで、「ニットコートをクリーニングするならどこが安い?相場はどのくらい?」についてお話していきます。
ニットコートのクリーニング料金を29社で比較!
カシミヤなどの上質素材が使われていないことを前提として、クリーニング料金を比較します。
「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。
このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。
全29社の平均価格は、1,462円。だいたい1,500円くらいが相場といえそうですね。
やはりというかパックタイプが優秀ですね。クリーニング料金が中程度以上になるとパックタイプを利用するとお得にクリーニングできます。
個別タイプですと、実は「ネクシー」が優秀です。コートにかかりがちな「上質素材」「装飾品」といった追加料金がかからないんですね。さすがお洒落な洋服に強いだけのことはあります。
個別タイプに共通して言えるのは、ニットコートとコートを区別している場合ニットコートの方が安くなるということ。ご紹介した業者の中では、
が、コートとニットコートを区別しており、どの業者もニットコートのほうが安くなっています。
ニットコートの方が洗いやすいんでしょうか。はたまた乾きやすい?どちらにしても、クリーニングを出す側からすると安いにこしたことはないですね。
少しでもお得にクリーニングするなら、ニットコートとコートを区別してクリーニングしている業者を利用することをオススメします。
ニットの豆知識とクリーニングに出すときの注意点
ニットは素材ではなく、簡単に言うと「作り方」です。素材として利用されるのは、
- ポリエステル
- アクリル
- ナイロン
といった化学繊維や、
- ウール
- カシミヤ
- アルパカ
といった動物繊維があります。で、気をつけないといけないのが「動物繊維」。なぜ気をつけないといけないかと言いますと、追加料金が発生する可能性があるからなんですね。
「+○○円」といったモノから、白洋舎やホワイト急便のように「クリーニング代が2倍」になったりするものもあります。
考えると当然の話でして、化学繊維なら何も考えずジャブジャブ洗えますが、カシミヤなど風合いが命のコートですと慎重に洗わないといけないですよね。
その分、クリーニング料金は高くなってしまうわけです。あとは、他のコートと同じように、
- フェイクファー
- ダッフルコートの留め具のような一部革素材
- ライナー
などなどで追加料金が発生する可能性がアリます。シンプルなコートなら大丈夫なんですけどね。お洒落なコートほど、いろんな追加料金が発生する可能性が高く。
「ニットコートのクリーニング料金、安かったはずなのに…?」なんてことになりかねません。
お洒落なニットコートをクリーニングするならオススメは?
ポイントは、
- 追加料金が発生しない
- 安心して任せられる品質
- 料金が安い
の3点です。この3つを兼ね備えた業者はリナビスです。
リアルファーがついていない限り、追加料金が発生しない明朗会計。もともと高級クリーニングであり、自然乾燥メインの安心クリーニング。
料金も1点あたり1,200円を切ります。加えて、12か月間保管無料です。春にクリーニングに出し、秋に受け取る、なんてことができちゃうんですね。
ニットはどうしても虫食いやカビの標的になりがち。恐い梅雨や夏場を専用の保管庫で預かってもらえば、その心配もなくなっちゃうわけです。
会員数を限定することで品質を維持する高級クリーニング。定員に達する前に会員登録だけされても損はないと思いますよ。
ニットコートではないノーマルコートについては、以下の記事をご参照ください。
コートをクリーニングするにあたっておさえておきたい料金相場など7つのポイントと、クリーニング頻度や洗濯方法、クリーニング前後の注意点といった8つの豆知識をとりまとめています。コートクリーニングの前に参考にしてみてくださいね。