ジャンパーをクリーニングに出そうと思うんだけど、いくらくらいかかるのかしら?そもそもこれってジャンパー?ブルゾン?
クリーニング上は「ジャンパー」ははっきり定義されていることが多いです。ですが「ブルゾン」は割と曖昧です。
というのもブルゾンの定義が広いんですね。ものによってジャケットになったりジャンパーになったりコートになったりと。
着丈が袖丈より短いという点は共通していますが、ジャンパーは英語、ブルゾンはフランス語。ジャンパーの中でもファッション性の高いものがブルゾン、などなど。ほかにもいろいろな定義が。
この記事ではジャンパーをメインにお話ししていきます。
ブルゾンのクリーニング料金をお探しで「手持ちの洋服がジャンパーじゃなさそうだ」でしたら以下の記事を参照してみてください。
ジャケットの種類によるクリーニング料金の違い、目的別おすすめの業者などについてお話しています
コートをクリーニングするにあたっておさえておきたい料金相場など7つのポイントと、クリーニング頻度や洗濯方法、クリーニング前後の注意点といった8つの豆知識をとりまとめています。コートクリーニングの前に参考にしてみてくださいね。
【PR】リネット
料金例 | 最短日数 | 特徴 |
---|---|---|
ジャンパー: ⇒1,386円(30%OFF) ウィンドブレーカー: ⇒809円(30%OFF) キルティングジャケット: ⇒1,386円(30%OFF) | 最短2日(※プレミアム会員) | ・初回全品30%OFF ・専用アプリで注文から受け取りまでラクラク ・再仕上無料、全額返金保証つき |
はじめに~衣類の種類と追加料金について
ますはじめに、ジャンパーと間違えやすい衣類についてお話しますね。というのも、衣類の種類によってクリーニング料金が変わってくるからです。
MA-1のようにシンプルな洋服ならジャンパー以外のなにものでもないのですけれど、最近はデザイン性に富んだジャンパーも多いですよね。
そこで、まずはクリーニング店がどのように定義していて、どのくらい料金が変わるのかをおさえておきましょう。
間違えやすいのはウィンドブレーカー
業者によって定義が異なる可能性がありますが、ここでは宅配クリーニング大手のリネットの定義をもとにお話ししていきますね。
まず、ジャンパーの定義ですが、
着丈が袖丈より短く、袖・裾がボタン/ゴム編みで裏地の付いている一般的なジャンパー、ブルゾンのデザインが該当します。
※ライダースジャケット(革素材除く)も「ジャンパー」扱いとなります。
※ジャケットのように薄手でも裏地がある場合は乾燥工程が異なるため「ジャンパー」扱いとなります。
裏地のないナイロン・ポリエステル素材のものは「ウィンドブレーカー」扱いとなりますのでご注意ください
引用元: リネット:ジャンパー
ポイントは、「袖・裾がボタンやゴム編み」「裏地がある」という点ですね。MA-1や合皮のライダースがイメージしやすいと思います。
逆に、袖や裾が切りっぱなしや裏地がないタイプは「ウィンドブレーカー」になります。また、表地にキルティング加工がされているものは「キルティングジャケット」扱いになります。
気になる値段の違いは、
ジャンパー | 1,980円 |
---|---|
ウィンドブレーカー | 1,155円 |
キルティングジャケット | 1,980円 |
800円近く変わってきます。クリーニングに出す前に、襟と袖、そして裏地の有無は確認しておきましょう。
パーカーと間違えることはないと思いますが、パーカー扱いになると料金は下がります。詳細は以下の記事を見てみてくださいね。
パーカーのクリーニング料金と仕上がりまでの日数だけでなく、パーカーと間違えやすい衣類について、また追加料金が発生しやすいポイントについてもご紹介しています。
あと、ジャンパーの中でも「革ジャン」は別モノになります。革製品は特殊品扱いになり取扱できる業者が限られてきますので、革ジャンにつきましては以下の記事をご参照ください。
革ジャンやレザージャケットといった革衣類の料金を比較しつつ、業者の選び方やおすすめの業者についてお話しています。クリーニング頻度やメンテ方法についても
かかりやすい追加料金について
シンプルなジャンパーなら問題ありませんが、デザイン性の高いジャンパーをクリーニングされるなら以下の3点をチェックしておきましょう。
- ボア・ファーフード
- 上質素材
- ハイブランド
いずれかにひっかかるようでしたら、チェーン店の多くはコースが変わったり、追加料金が発生します。下手をすると2~3倍の料金がかかりますので、利用前に電話で確認されるとよいでしょう。
後述しますが、宅配クリーニングのパックタイプなら、多くの業者で追加料金がかかりません。入口の金額だけで判断するのではなく、おすすめの業者も参考にしてみてくださいね。
このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。
1.ボア・ファーフード
ボアや、フェイクファー・リアルファーのフードがついていると追加料金が発生する業者があります。
リネットを例にあげると、
ボア | +1,100円 |
---|---|
フェイクファーフード | +1,100円 |
リアルファーフード | +4,400円 |
割と無視できない追加料金が発生します。ボアやファーフードがついているジャンパーの場合は特に、追加料金がかからないパックタイプがおすすめです。
中でもリアルファーフードは取り扱える業者が少ないため、「取り外しできなければ追加料金なし」「取り外し可能なら+1点としてカウントされるだけ」のリナビスがおすすめです。
上質素材
ジャンパーにはカシミヤやシルクといった上質素材が使われることは少ないのですが、ポリウレタンが使用されていると上質素材扱いになることが多いです。
チェーン店だとおおむね1.5倍~2倍程度の価格になります。ポリウレタンが使用されている衣類は断られる業者もありますので、利用される前にチェックしておきましょう。
ハイブランド
プラダ、サンローラン、モンクレールのようないわゆる高級ブランドや、時価10万円を超えるような高級衣類の場合、追加料金がかかることがあります。
こちらもチェーン店に多く、おおむね1.5倍~2倍程度の価格に。
価格の問題だけでなく、大事な衣類はチェーン店だと情報が少なく不安になるもの。宅配クリーニングなら取扱ブランドの実績や保証など記載されている業者が多いですので、うまく活用して失敗のないクリーニング業者を選びたいですね。
まとめ
以外に追加料金が発生することが多いジャンパー。このあと価格についてお話しますが、シンプルで普段から着まわしているジャンパーならチェーン店など料金で選んで問題ないと思います。
ただし、上記3点いずれかに当てはまるようなら、宅配クリーニングも視野に入れられるとお得で質の高いクリーニングができると思います。
ジャンパーをクリーニング!46社比較で相場を知ろう
安い順に並べていきます。料金のソースは各業者の公式ページです。
「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。
大きな表になりますので、上位5社のみ表示し残りは折りたたんでおきますね。
※料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの1点あたりの金額を記載しています。
業者 | 料金 | チェーン | パック |
---|---|---|---|
カーニバルクリーニング | 418円 | ○ | |
ホワイト急便 | 500円 | ○ | |
美服パック | 732円 | ○ | |
フランス屋 | 783円 | ○ | |
ポニークリーニング | 792円 | ○ |
業者によって大きくバラつきはありますが、46社の平均は、1,328円。おおむね1,300円くらいが相場と言えそうです。
クリーニング料金としては、安くもなく高くもなく。中くらいの料金になります。
このくらいの料金ですと、パックタイプも視野に入ってきます。
宅配クリーニングが初めての方や利用に不安を感じる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
これから宅配クリーニングを始めようという方に向けて。はじめにおさえておきたいポイントやおすすめの業者、注意点や利用の流れについてお話しています。業者の比較や目的別のランキングも
ジャンパーをクリーニング!おすすめ3社をピックアップ
おすすめの3業者をピックアップします。どの業者が優れているというよりも、お手持ちのジャンパーや目的に応じてうまく使い分けしてみましょう。
リネット
- ジャンパー:
1,980円⇒1,386円(初回利用時)(税込)
- 送料:
- 初回利用なら無料
価格 5.0 品質 4.0 スピード 5.0 タイプ 個別 最短納期 2日 取扱ブランド ハイブランド多数 上質素材 +220円 ボア +1,100円 フェイクファーフード +1,100円 リアルファーフード +4,400円 管理人のレビュー
個別タイプのため一点から出せるのがリネットの強みです。初回利用なら全品30%OFFキャンペーン中のため、格安でクリーニング可能。最短2日というスピード感もポイントの一つ。保証が充実しているためハイブランドも任せられますが、追加料金がかかりやすいためシンプルなジャンパーにおすすめです
フランス屋
- 5点:
- 7,348円(1点あたり1,470円)(税込)
- 10点:
- 9,548円(1点あたり955円)(税込)
- 15点:
- 11,748円(1点あたり783円)(税込)
- 送料:
- 無料
価格 5.0 品質 3.0 スピード 4.0 タイプ パック 最短納期 5営業日 取扱ブランド 記載なし 上質素材 無料 ボア 無料 フェイクファーフード 無料 リアルファーフード 取扱なし 管理人のレビュー
コスパの高さが売りのフランス屋はパックタイプです。5点~しか出せないのが難点ですが、この価格帯で静止乾燥、染み抜き無料、再仕上無料、付属品無料と、普段使いのジャンパーを出すなら隙がありません。
リナビス
- 3点:
- 7,800円(1点あたり2,600円)(税込)
- 5点:
- 9,810円(1点あたり1,962円)(税込)
- 10点:
- 14,900円(1点あたり1,490円)(税込)
- 20点:
- 23,500円(1点あたり1,175円)(税込)
- 送料:
- 無料
価格 4.0 品質 5.0 スピード 4.0 タイプ パック 最短納期 5営業日 取扱ブランド ハイブランド多数 上質素材 無料 ボア 無料 フェイクファーフード 無料 リアルファーフード 無料(取り外し可能な場合1点としてカウント) 管理人のレビュー
高品質クリーニングのリナビスもパックタイプです。フランス屋と比較するとやや高めですが、ハイブランドに強いのがリナビスの特徴。なんといってもリアルファーにも対応している数少ない業者の一つです。保管も12か月無料のため保管サービスの利用を検討している方にもおすすめです
まとめ
単品で出したいならリネット、普段使いのジャンパーならフランス屋、ハイブランドやリアルファー付きのジャンパーを出したいならリナビス、といった具合に使い分けをされるとよろしいかと思います。
保管サービスの利用を検討されているなら、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
宅配クリーニングの保管サービスを初めて利用する方に向けて、33業者を比較してわかった知っておきたいポイントや選ぶ際の基準。おすすめの業者やランキングについてお話しています。お得に利用するためのキャンペーン情報まとめも
まとめ
ジャンパーのクリーニング料金の相場は、おおむね1,300円くらいです。表で見ていただいたとおり、業者によって値段に大きく開きがあるのが特徴です。
また、チェーン店は店舗によって価格が異なることが多いため、クリーニングに出す前に電話か店頭で確認されるのが確実です。
他にもクリーニングに出したい洋服があるようでしたら、パックタイプも視野に入れるとお得にクリーニングができますよ。