ブラウスクリーニング

仕事に普段着に、女性の生活になくてはならないブラウス。ですが、それゆえ汚れやすいですよね。食事でついたシミ、職場でついたインク染み、はたまた汗をかいたことによる汗ジミなど。

頻繁に着るモノだからこそいつも清潔にしておいたいもの。かといってクリーニングに出すとランニングコストもかさみます。

どうせなら安いところがいいな…というわけで、主要クリーニング業者のブラウスのクリーニング料金を比較です。

ブラウスをクリーニング!45社比較で相場を知ろう!

ブラウス料金比較

料金のソースは各業者の公式ページです。

「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。

初心者

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。

※料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの1点あたりの金額を記載しています。

宅配クリーニングの利用が初めてであったり、利用に不安を感じる方は以下の記事も参考にしてみてください。

大きな表になりますので、上位5社のみ表示し残りは折りたたんでおきますね。

業者料金チェーンパック
クリーニングピュア400円
ホワイト急便400円
ポニークリーニング407円
カーニバルクリーニング418円
うさちゃんクリーニング450円

クリーニング業者3種類の平均価格は、

ここがポイント
  • チェーン店:520円
  • 宅配(個別):1,483円
  • 宅配(パック):1,202円

全45社の平均価格は、1,085円。だいたい1,100円くらいが相場、と言いたいところですが「ブラウス」はクリーニング料金が安い部類の衣類。

料金が固定されているパックタイプを含めるのは現実的でないのに加え、高級クリーニング3社の料金も群を抜いて高いです。

そのため、高級クリーニングとパックタイプを除いた16社の平均である562円が現実的な相場と言えそうです。

ただし後述しますが、ブラウスは入口の値段こそ安いものの追加料金でクリーニング代が膨らみがち。店頭の価格だけで測りづらいのがブラウスの特徴ともいえます。

ブラウスをクリーニング料金で選ぶならオススメの利用の仕方は、

ここがポイント
  • まだリネットを利用したことがないならリネット
  • リネンなど上質素材やビーズなどの装飾品がついたブラウスならネクシー
  • ダウンやコートといった冬物も一緒にクリーニングするならクリーニング東京

ブラウスをクリーニング!おすすめは?

ブラウスおすすめ

おすすめはリネットクリーニング東京。この2つの業者をうまく使い分けましょう。

単品ならリネット

リネット

2023年1月現在、リネットはキャンペーンを行っており、初回送料無料です。

そのため、クリーニング料金が安くなる夏物をメインにクリーニングに出すならリネットがおすすめになります。

宅配クリーニングを利用するにあたって、もっとも高いハードルになる送料の壁。本来ならネクシーもおすすめにあげたいところですが、ネクシーは4,400円以上利用しなければ送料が1,815円かかってしまいます。

リネットならそんな心配も無用。近所のクリーニング店に出す感覚で宅配クリーニングを利用できます。料金面で見ても、おおむね安い部類に。

日常的にハイブランドを扱っており、初月無料、解約自由のプレミアム会員になれば全額返金保証もついてくるため、ヴィトンやエルメスといったハイブランドのブラウスも任せられます。

ブラウス単品や、夏物メインでクリーニングに出したいならリネットおすすめです。

秋冬ものを混ぜるならクリーニング東京

クリーニング東京

逆に、秋冬物のコートやダウンといったクリーニング料金がかさみがちな洋服を一緒にクリーニングに出したいなら、パックタイプのクリーニング東京がおすすめです。

ブラウスはクリーニング料金が安めのためパックタイプは不利なのですが、クリーニング東京はブラウス・カットソー類は2点で1点としてカウントします。つまり半額でクリーニングできるわけですね。

パックタイプは秋冬物に強いため、ブラウスとあわせてクリーニングしたいならクリーニング東京を推します。たとえば、ダウンジャケットの料金をリネットとクリーニング東京で比較しますと、

ダウンジャケットの料金比較
  • リネット:3,135円
  • クリーニング東京:968円

圧倒的にクリーニング東京が安いことがわかります。そのため、ブラウスと秋冬物を一緒にクリーニングに出したいならおすすめはクリーニング東京です。

2つの業者をうまく使い分け、お得に便利にブラウスをクリーニングしましょう。

ブラウスをクリーニングに出す際の注意点

一言で「ブラウス」といっても、ブラウスくらい形状やデザインのバリエーションが豊かな洋服ってないんじゃないでしょうか。

ビジネス用のワイシャツっぽいブラウスから、ギャザーの多く入ったギャザーブラウス、袖の形が広がっているフレアスリーブラウス。

ウエストがきゅっと絞られたウエストタックブラウスに、背中が大胆に開いているバックコンシャスブラウスなどなど。今なお、さまざまなデザインのブラウスが開発され、売り出されています。

仕事用、家用、普段着用、勝負服、などなど、用途に合わせてブラウスを揃えている方も多いでしょう。

ここで注意が必要なのが、ブラウスによってクリーニング料金が変わる可能性がある

先ほどお見せした表は、あくまで最低価格です。実はそこから追加料金が上乗せされる可能性があります。

チェックするべきポイントは、

ブラウスクリーニング時のチェックポイント
  1. ブラウスとして扱われるかどうか?
  2. 上質素材
  3. 装飾品

の3点です。

【注意点1】お手持ちの洋服はブラウス?

ブラウスかどうか

初心者

ブラウスとして買ったんだからブラウスだよ!

と怒られてしまいそうですが、ブラウスと判断するかどうかはクリーニング業者によるんですね。洋服を売る側の認識と、クリーニング業者で認識が変わる可能性がある、ということなんです。

ワイシャツとブラウスどっち?

ワイシャツとブラウス

リネットの定義を例に挙げますと、まずはワイシャツとブラウスの違いについて。

シャツとブラウスの違いは?

  • 前見頃のボタンが左側についているもの → ワイシャツ / シャツ
  • 女性もののシャツ、前見頃のボタンが右側についているもの → ブラウス

女性もののシャツは、一律ブラウス扱いになります。気になる料金の違いですが、

ワイシャツとブラウスの料金比較
  • ワイシャツ:484円
  • ブラウス:715円

ワイシャツのほうが圧倒的に安いです。ですが、それって考えると当たり前の話でして。

女性の体型って男性ほどシンプルじゃないです。そのため、マネキンにかぶせてワーッと流れ作業で仕上げる、ということができないんですね。手間がかかる分、クリーニング料金もかかってしまうわけです。

ブラウス?ワンピース?どっち?

ブラウスとワンピース

では次に、ブラウスとワンピースの違いについて。ブラウスは丈の長さでワンピースと区別されるようです。

リネットの公式ページによると、

お尻が隠れる長さの着丈のものはブラウスではなく「ワンピース/チュニック」に分類されます。

リネットの定義

とあります。左がブラウスで右がワンピースですね。チュニックブラウスの多くが、ワンピース/チュニック扱いになると思います。

クリーニング料金の違いは、

ブラウスとワンピースの料金比較
  • ブラウス:715円
  • ワンピース:1,375円

と2倍近く変わってきてしまいます。上記はあくまでリネットの例で、利用されるクリーニング業者によって扱いが異なる可能性があります。

気になるようでしたら、まずは問い合わせをされてみてはいかがでしょう。

【注意点2】ブラウスに上質素材は使われている?

上質素材

次に気をつけたいのは上質素材ですね。これは品質表示タグを見るとわかるかと思います。

ブラウスに使われがちな上質素材は、

ブラウスによく使われる上質素材
  • シルク
  • 麻(リネン)
  • カシミヤ

でしょうか。何%含まれていると追加料金がかかるの?いくらかかるの?なのですが、これは業者によってマチマチだったりします。

私が調査した範囲ですと、

ここに注意
  • チェーン店:1%でも含まれていると追加料金orコース変更
  • 宅配クリーニング:30%以上で追加料金。200円~300円くらい

といった感じでした。宅配クリーニングですと、1%~29%までは追加料金がかからないケースが多いですので、チェーン店を利用されるよりお得になるケースが多いです。

30%を超えると宅配クリーニングでも追加料金がかかってきますので、上質素材で追加料金がかからないパックタイプや、先におすすめしたネクシーが視野に入ってきます。

【注意点3】ブラウスに装飾品はついている?

ブラウス装飾品

ブラウスの装飾品として代表的なものとしましては、

ブラウスの代表的な装飾品
  • フリル
  • プリーツ
  • レース

また、ラメやビーズも装飾品としてカウントされます。追加料金は、リネットですと+220円。

ちなみに、装飾品の中でもトラブルが多いのがプリーツ

大人キレイで大人気のプリーツ入りブラウスですが、クリーニングに出したことでプリーツが取れてしまった、なんて悲鳴が多々。

後悔したくない大事なプリーツブラウスをクリーニングに出そうとお考えでしたら、スカートの記事になりますが、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ブラウスをクリーニングに出すときの注意点まとめ

注意点まとめ

まずはお手持ちのブラウスをもとに、お話したポイントをチェックしてみてください。

上質素材や装飾品がついていると、料金が高くなるのはもちろんなのですが、仕上がりまでの日数が長くなる可能性があることも頭の隅に置いておいて頂ければ。

洗いも仕上げも他の洋服以上に丁寧に行う必要があるため、日数が伸びてしまうんですね。

繊細なブラウスをクリーニングに出される際は、日にちに余裕をもって出しましょう。間違ってもデートや合コンの前日に慌てて出す、なんてことがありませんよう(笑)。

ブラウスは持ち運びが楽ですから、近所のお店に出すのが手軽で便利なのですが、モノによっては宅配クリーニングを利用されたほうがお得に、かつ仕上がりに期待ができます。

パックタイプは上質素材や装飾品で追加料金を取らない業者がほとんどですので、追加料金次第ではパックタイプの方がお得になるケースもあります。

クリーニングに出すブラウスをきちんと確認し、コスパよくにケアしていきたいですね。