カシミヤコート
悩み
  • カシミヤコートのクリーニング料金ってどのくらい?
  • 駄目にされたって話をSNSでよく見るけど、クリーニングに出して大丈夫かな
  • カシミヤ100のコートだから長く着続けたい。近所のお店だと不安だから質の良い宅配クリーニングってあるかな

カシミヤは上質素材であり取扱の難しい素材です。きちんとクリーニング店を選ばないと一発で駄目になってしまうことも。

この記事ではトラブルが発生しやすいカシミヤコートのクリーニングについて、カシミヤ混のコートからカシミヤ100%のコートまで徹底解説していきます。

ポイント

読み進めることで、料金面でも品質面でもクリーニングに失敗する確率を大幅に減らすことができます。

ピックアップ

カシミヤコートのクリーニング追加料金の条件

カシミヤ混コートクリーニングの追加料金

カシミヤ混コートの追加料金

まずは、カシミヤ混のクリーニングで避けて通れない「素材の追加料金」についてお話しします。

最初にお話ししたとおり、カシミヤは上質素材です。

ポイント

上質素材とは、カシミヤ・アルパカ・シルクといった素材ですね。クリーニングに手間がかかるぶん追加料金が発生する業者があります。

では、カシミヤが何%含まれていると追加料金が発生するか、ですが、業者により異なります

一例として上質素材で追加料金が発生する業者をまとめておきますね。

上質素材が何%含まれていると追加料金が発生するのかを「%」列に、追加料金がいくらかかるのかを「料金」列に記載しています。

業者%料金
リネット30%+220円
クリコム1%2倍
リアクア調査中+550円
カジタク通常コースはx(素材による洗い分けはしない)上位コースになる
ホワイト急便1%地域による
ノムラクリーニング調査中1.5倍
ポニークリーニング調査中衣類による
白洋舎1%衣類による

チェーン店の多くはコースが変わります。おおむね1.5倍~2倍の料金になります。そのため、お近くのお店でクリーニングする場合は事前にいくらくらいかかりそうか確認しておくことが大事になります。

当記事で紹介している業者のうち、上記業者以外は追加料金はかかりません。実際にお店に問い合わせた結果を載せていますが、地域によって異なる可能性がありますのであくまで参考まで。

お手持ちのコートがカシミヤ扱いにならないようでしたら、以下の記事をご参照ください。

カシミヤ100コートの追加料金

軽い驚き

カシミヤ100のコートはカシミヤ混コート以上に追加料金が発生する可能性があります。

理由は、カシミヤという素材そのものの特性が全面に押し出されてしまうためですね。カシミヤ30とカシミヤ100を比較した表をご覧ください。

項目カシミヤ100%コートカシミヤ30%混コート(例:ウール70%)
主たる繊維の性質カシミヤそのものの特性が出るウールや他の混紡素材の特性が多く出る
デリケートさ極めてデリケート。熱、摩擦、水に弱く、非常に縮みやすい主素材のウールが持つ強度がサポートするため、100%よりはデリケートさが緩和される
風合い(肌触り)最高級の柔らかさ、独特のぬめり感、軽さ、保温性柔らかさはあるものの、主素材のウールのハリやコシが勝り、100%の独特のぬめり感は薄れる
価格帯高額。高級素材として扱われるウール寄りの中間価格帯

表を見ただけでも扱いが変わることはわかると思います。

カシミヤの特性と扱いが難しい理由について掘り下げても良いのですが、長くなってしまいますので詳細は折りたたんでおきますね。お時間のあるときにでも参考にしてください。

カシミヤ100の取扱が難しい理由

扱いが格段に難しくなる理由3点

カシミヤ100%になると、クリーニングの難易度が高くなり、特別な対応が必要になります。

1.繊維が非常に細い

カシミヤの繊維はウール(羊毛)の約1/3と「極めて細く、繊細」です。

そのため、洗浄時の機械的な力や摩擦に弱く、すぐに繊維が絡み合い縮み(フェルト化)を起こして硬くなったり、風合いが損なわれたりします。

2.水と熱に弱い

カシミヤは天然の油分を多く含みますが、水と熱に対して敏感です。クリーニングの乾燥工程で一般的な高温のタンブル乾燥機を使うと、縮みや型崩れが起こるリスクが高まります。

100%の場合、このリスクを避けるために、静止乾燥(平置きで時間をかけてゆっくり乾かす)や自然乾燥という手間のかかる乾燥方法が必須になります。

3.風合いを保つ技術が必要

カシミヤの魅力である「ぬめり感」や「とろみ」を保つためには、通常のドライクリーニング溶剤だけでなく、専用の柔軟剤やコンディショナーを使い、さらに職人による手仕上げでツヤを出す必要があります。

カシミヤ30%混であれば、残りの主素材(例:ウール)がある程度、衣類全体の強度を補ってくれますが、カシミヤ100%は素材全てが最高レベルのデリケートさを持つため、格段に丁寧で専門的な知識と技術が必要になります。

まとめ

以上がカシミヤ100の取扱が難しい理由になります。カシミヤ100をクリーニングに出すなら、おすすめで紹介する手仕上げの業者を選択したいですね。

気になるクリーニング料金ですが、チェーン店などの店舗型ですと最上位のコースを勧められると思います。クリーニング料金はおおむね2~3倍ほどに。

料金も大事ですが、カシミヤを扱うことのできる技術があるかどうかも見極めてからクリーニングに出したいところです。

ポイント

店頭でクリーニング実績を確認するか、ワイシャツやブラウスといった安価な洋服で様子見してからクリーニングされるのが良いですね。

素材以外の追加料金

コートは追加料金が発生しやすい洋服です。詳細はコートのクリーニング全般についての記事を参考にしてみてください。

ポイント

装飾品や付属品の追加料金は、上質素材同様にお店によって変わります。

宅配クリーニングのリネットを例にしますと、

装飾品+220円
ライナー+220円
ダウンライナー+1,100円
フェイクファーボア/フード+1,100円
付属毛皮(袖・フードなど)+4,400円

予想以上に追加料金がかかることがわかると思います。ただ、これらの問題を解決するのは簡単で、

追加料金がかからない業者に出すこと。

個別タイプならネクシー、パックタイプはほぼすべての業者で追加料金がかかりません(リアルファーを除く)。

ポイント

このサイトでは、5点7,500円、10点10,000円のように点数で料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。
逆に、ワイシャツ150円、コート2,000円のように洋服の種類によって値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。

リアルファーは取扱可能な業者が限られます。リアルファーつきのコートをクリーニングしたい場合、コチラを参考にしてみてください。

【35社徹底比較】カシミヤ(カシミア)コートのクリーニング料金相場

カシミヤコート

では、価格比較にまいりましょう。上質素材で追加料金が発生する業者は、追加料金込みの価格をのせています。

表の見方

料金が安い順に並べています。大きな表になりますので、上位5社のみ表示し、残りは折りたたんでいます。
「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。

ポイント

このサイトでは、5点7,500円、10点10,000円のように点数で料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。
逆に、ワイシャツ150円、コート2,000円のように洋服の種類によって値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。

料金は税込です。またパックタイプはコースによって1点あたりの料金が異なりますので、一つの目安として全コースの平均額(上位コースを除く)を記載しています。

料金はなるべく更新するようにしていますが、最新の情報は公式ページをご参照ください。

業者料金チェーンパック
イーピュア1,177円
Givu1,211円
フラットクリーニング1,237円
ホワイト急便(宅配)1,256円
ネクシー1,307円
続きを見る
業者料金チェーンパック
ラクリ1,318円
ココアラ1,330円
フランス屋1,332円
クリーニング東京1,357円
美服パック1,364円
TSUMUGU1,472円
十兵衛1,537円
ヤマトヤクリーニング1,583円
せんたく便1,625円
DEA1,674円
リナビス1,709円
クリラボ1,775円
クリーニングモンスター1,868円
クリーニングパンダ1,870円
プラスキューブ2,035円
モクリン2,091円
正直なクリーニング屋2,228円
ホワイト急便2,420円
モンクチュール2,500円
ノムラクリーニング2,505円
リネット2,510円
リアクア2,550円
ポニークリーニング3,410円
ニック3,767円
クリコム4,400円
カジタク4,400円
白洋舎5,720円
ワードローブトリートメント8,500円
キレイナ8,800円

全35社の平均価格は、2,732円。だいたい2,700円くらいが相場といえそうですね。

繰り返しになりますが気をつけないといけないのが、チェーン店は店によって定義も料金も異なることが多い。同じ地域でもお店によってクリーニング料金異なることもあります。

チェーン店や個人経営店を利用される際は、面倒でも電話で問い合わせるか直接お店に持って行って値段を聞かれると良いでしょう。

ポイント

では、次にクリーニング店の選び方についてお話しします。

カシミヤコートのクリーニング業者の選び方!料金だけでなく品質面も

カシミヤコートクリーニング業者の選び方

料金比較表には上質素材の取扱について記載のない業者は載せていません。そのため、表に載っている業者であれば基本的には大丈夫です。

ポイント

コスパ重視の方は料金の安い順から見ていき、キャンペーンを行っていたり、パック点数が手持ちの洋服の数と合う業者を選ぶと良いですね。

大切なコートですと高級クリーニングが安心な気がしますが、キレイナワードローブトリートメントといった高級クリーニングは酷いシミや汚れがついたときに利用する業者です。

傷んでしまったコートをトップコンディションに戻すために利用するのが一般的ですね。シーズンごとのメンテナンスならコスパ重視で大丈夫です。

カシミヤ100のコートなど大事なコートをクリーニングするなら、一歩踏み込んでコスパのバランスが良い業者を選びましょう。

ポイント

カシミヤ専門クリーニング店はありませんが、カシミヤに強いクリーニング店はあります。

業者を見分けるときにおさえておきたいポイントは3点。

  1. 手仕上げか
  2. 静止乾燥・自然乾燥メインか
  3. ハイブランド取扱実績やメディア露出の有無

1.手仕上げか

まず大事になるのが職人の手仕上げかどうかです。カシミヤの風合いが損なわれていないか、傷みはないか、といったことを熟練の職人さんが確認しながら仕上げてくれると安心ですよね。

ポイント

手仕上げであるということは、しっかりと一着と向き合ってくれるということでもあります。

流れ作業で機械を使いながらですと、どうしても見落としやミスが出やすいですし、テカりやすくなるなどのトラブルにつながりかねません。

2.静止乾燥・自然乾燥メインか

カシミヤ混・カシミヤ100にかかわらず、カシミヤはデリケートな素材です。乾燥機のようなタンブラー乾燥で一気に乾かしてしまうとコートに直接ダメージが加わります。

軽い驚き

最悪、油分が飛んでしまったり風合いが損なわれてしまうことも。

そのため静止乾燥や自然乾燥といった、時間はかかりますが洋服に優しい乾燥方式を採用している業者をおすすめします。

3.ハイブランド取扱実績やメディア露出の有無

これは信頼ですね。その業者は信頼できるのかどうか。

日常的に高級ブランドなど難しい洋服をクリーニングしている業者は公式にハイブランドの取扱実績を載せています。

メディア実績があるのも大きいですね。できればWebではなくテレビ番組の出演履歴やCMを打っているなど大きな媒体の出演履歴があると安心につながります。

ポイント

では、当サイトのおすすめ業者を見ていきましょう。

カシミヤコートをクリーニング!おすすめは?

    バランス重視なら「リナビス」

  1. リナビス

    3点:
    7,800円(1点あたり2,600円)
    5点:
    9,810円(1点あたり1,962円)
    10点:
    14,900円(1点あたり1,490円)
    20点:
    23,500円(1点あたり1,175円)
    価格4.0
    品質5.0
    スピード4.0
    ここがポイント
    • 全品手仕上げ
    • 定期的なキャンペーンでお得にオプション付与
    • 保管12か月無料
    管理人のレビュー

    最初におすすめするのは「リナビス」です。パックタイプであり上質素材や装飾品・付属品での追加料金は無し。静止乾燥・自然乾燥メインであり全品手仕上げ。ハイブランドの取扱実績およびメディア露出も十分です。保管が12か月無料のため衣替えにもぴったりです。カシミヤ100のコートをクリーニングに出すのが不安な方に特におすすめです

    リナビス詳細ページへ

  2. コスパ重視なら「ネクシー」

  3. ネクシー

    ハーフコート:
    2,150円
    ロングコート:
    2,530円
    5点:
    8,800円(1点あたり1,760円)
    10点:
    10,800円(1点あたり1,080円)
    15点:
    14,800円(1点あたり987円)
    価格4.0
    品質4.0
    スピード4.0
    ここがポイント
    • メディア露出の多い「洗濯ハカセ」が運営している安心感
    • 個別タイプでも素材や装飾品の追加料金なし
    • パックタイプも全品手仕上げ
    管理人のレビュー

    次におすすめするのは「ネクシー」です。コートを単品で出したい時に便利な業者ですね。素材や装飾品の追加料金なし、全品手仕上げ、自然乾燥メイン、とお洒落な服に優しい業者です。ネックは送料で、2,200円かかってしまう(7,700円以上の利用で無料)のが難点。ですが、宅配クリーニングを単品で利用するとどの業者でも送料はネックになります。ネクシーはパックタイプも取り扱っておりパックタイプなら送料無料なのに加え、10点パックならほぼ最安クラス。単品でもパックでもトータルすると非常にコスパが高いです。

    ネクシー詳細ページへ

  4. トータルメンテなら「キレイナ」

  5. キレイナ

    コート:
    8,800円
    シミ処理:
    1,000円~
    黄ばみ処理:
    1,650円~
    送料:
    2,200円(11,000円以上の利用で送料無料)
    価格2.0
    品質5.0
    スピード3.0
      ここがポイント
      • テレビ出演実績あり
      • クリーニングのビフォーアフター実績を多数掲載
      • ハイブランドを得意とする高級クリーニング
      管理人のレビュー

      最後におすすめするのは「キレイナ」です。ハイブランドやウェディングドレスといった取扱が難しい洋服を日常的に扱っている高級クリーニングですね。その分、料金も高く最低でも8,800円~です。シーズンごとのメンテというより傷んでしまった洋服をトップコンディションに戻す使い方がメインになります。信頼度についてはトップクラスで、クリーニングの取扱実績を公式に多数載せているだけでなくテレビにも出演実績があります(公式YOUTUBEに動画が掲載されています)。検品から乾燥までクリーニング工程がすべて公開されていますので、本当に綺麗になるのか心配な方は、観ることで不安が解消されると思いますよ

      キレイナ詳細ページへ

    まとめ

    ポイント

    コスパ重視なら「ネクシー」、料金も品質もバランスよくなら「リナビス」、トップコンディションに戻したいなら「キレイナ」をおすすめします。

    ただし、宅配クリーニングはどうしても単品クリーニングに弱いです。送料がかかってしまうためですね。

    シミや汚れがついてしまい、急ぎでクリーニングしたいときもあると思います。そういったときは近所のクリーニング店を利用しましょう。

    相場を参考にしつつ、「カシミヤコートのクリーニング追加料金の条件」でお話しした注意点に気をつければ失敗することはないと思います。

    カシミヤコートを長持ちさせるには?つけておきたいオプションと日々のお手入れ

    カシミヤコートクリーニングオプション

    つけておきたいオプション

    カシミヤコートでつけておきたいクリーニングオプションはウールコートとおおむね同じです。オプションと料金相場を表にしておきますね。詳細はウールコートを参照ください。

    オプション料金目的
    撥水加工500~
    1,500円
    シミや雨などから洋服を守る
    防カビ・防ダニ500円虫食いやカビ防止
    汗抜き加工(水洗い)500~
    1,000円
    コートの水溶性汚れ(汗など)を落とす。黄ばみ・カビ防止
    抗ウィルス加工500円風邪など各種ウィルス予防
    ポイント

    いずれも大事なのですが、まずつけておきたいのは撥水加工です。

    カシミヤは繊維が水を吸いやすく、シミになりやすいため、食べこぼしや雨ジミからの保護は非常に重要です。

    次点で防カビ・防ダニ加工です。カシミヤはタンパク質繊維であり、虫(特に衣類害虫)が好む素材の代表格です。ただ、クリーニング保管サービスを利用することでオフシーズンの管理はクリーニング業者にお任せできます。

    いずれのオプションもキャンペーンで無料提供されていることがあります。まめにチェックすることでお得にオプションを付与することができます。

    日々のお手入れ

    こちらもおおむねウールコートと同様です。ポイントを箇条書きにしておきますね。

    日々のお手入れ
    • 着用後は休ませる:連日着ない。風通しの良い所で30分〜半日陰干し。
    • ブラッシング:表裏を毛並みに沿って(上から下へ)馬毛ブラシでホコリ落とし。
    • スチームで回復:ハンガー掛けで20〜30cm離してスチーム、シワと寝た毛を戻す。
    • 毛玉ケア:よくこすれる部位(脇・腰)を毛玉取りブラシでやさしく。電動は弱設定でポイント使い。
    • 軽い汚れは叩き取り:乾いたタオルで中性洗剤を薄めて押さえ拭き。水ぶきしたあと陰干し。
    • 雨・雪に濡れたら:タオルで押さえ吸いしたあと厚ハンガーで自然乾燥。
    • 香り付けは遠くから:衣類ミストは離して軽く。直吹き・多量は輪ジミの元。
    • ハンガー:厚めのスーツハンガー+肩線が合うものを使用。針金は避ける。
    • ポケットは空に:重みで型崩れ防止。バッグの肩掛け擦れにも注意。
    • 髪の毛・ペットの毛など:粘着ローラーは軽めに。仕上げは必ずブラシで毛流れを整える。
    • オフシーズン:汚れを落としてから防虫剤+不織布カバーで保管(圧縮袋はNG)。
    ポイント

    ウールコートはここまで厳密にやる必要はなかったのですが、カシミヤコート、特にカシミヤ100%のコートは日々の手入れを念入りに行いましょう。

    カシミヤコートのお手入れで特に意識したいのは、以下の2点です。

    1. 優しいブラッシング
    2. 休ませる時間

    1.優しいブラッシング

    カシミヤの繊維は非常に細く、摩擦に弱いです。硬いブラシで強くこすると風合いが損なわれたり、毛玉の原因になったりします。必ず馬毛やカシミヤ専用の柔らかなブラシで、ホコリを払うように優しく行いましょう。

    2. 休ませる時間

    軽い驚き

    着用後のカシミヤは汗や湿気を多く含んでいます。これを放置すると虫食いやカビの原因になります。

    ハンガーに吊るし、クローゼットにすぐしまわず、風通しの良い日陰で湿気を飛ばす時間を確保することが、風合いを保つ上で最も重要です。

    ポイント

    ここまででおおむね大事なことはお話ししました。FAQを用意していますので、必要に応じて参考にしてみてください。

    カシミヤコートのクリーニングにまつわるFAQ

    カシミヤコートクリーニングのFAQ

    カシミヤコートクリーニング料金高いから出したくないんだけど出さないとどうなる?
    一度でも着用すると汗や塵・埃などが付着しています。放置すると黄ばみ・虫食いなど取り返しのつかない事態になることも。1シーズンに1度はクリーニングすることをおすすめします。
    クリーニング店に持ち込んだら取れないシミが付いているって言われたんだけど諦めるしかない?
    今は高い技術力をもったクリーニング店が宅配クリーニングを行っています。あきらめる前に問い合わせをしてみましょう。まずはキレイナがおすすめです。しみ抜きなら高い技術力をもっておりLINEで相談できるクリーニングパンダもおすすめです。
    毛玉が目立ってきたからなんとかしたいんだけど
    無料で毛玉取りのサービスをしてくれる業者も増えています。おすすめは、毛玉・毛取りが無料で、毛玉防止加工も無料で提供されているリナビスです。

    まとめ

    ポイント

    カシミヤクリーニングで失敗しないために、料金面・品質面でお話ししてきました。

    1. 追加料金はクリーニングに出す前に確認
    2. 相場はおおむね2,700円
    3. 品質重視なら、手仕上げ・乾燥方法・ハイブランド取扱実績をチェック

    この3点をおさえておけば、まず問題ないと思います。

    お気に入りのカシミヤコートを少しでも長く着られるよう、クリーニング業者をうまく活用しつつ日々のお手入れをしていきましょう。