スキーウェア クリーニング

日常から離れた雪山。お気に入りのウェアで目いっぱい楽しみたいところですが、ウェアが汚れてしまっていては楽しさも半減。クリーニングに出したいところですが、スキー・スノボウェアって情報が少ないんですよね。

そのため、この記事ではスキー・スノボウェアのクリーニングに関する情報をあますことなくお伝えしていきます。

目的に合わせて記事を読む

おさえておきたい5つのポイント

ポイント

スキー・スノボウェアをクリーニングするにあたって知っておきたいポイントをお話していきます。ポイントは以下の5点。

  1. クリーニング業者の種類について
  2. スキー・スノボウェアの種類について
  3. クリーニング料金の相場について
  4. 仕上がりまでの日数について
  5. オプションについて

それぞれについて見ていきますね。

クリーニング業者の種類について

業者の種類

クリーニング業者には、大きく分けると個別タイプとパックタイプという2種類の業者があります。この記事では37業者を比較しています。内訳は、個別タイプ9業者、パックタイプ28業者になります。

個別タイプ

個別タイプは、ワイシャツ150円、ジャケット1,000円、といったように洋服それぞれにクリーニング料金が設定されているタイプ。

お近くのチェーン店なんかもこのタイプですね。クリーニング料金が安い洋服は、個別タイプを利用するとお得にクリーニングできます。

パックタイプ

パックタイプは洋服1点あたりの料金が固定されているタイプ。

10点で10,000円、といった感じですね。この場合、洋服は何を出しても1点あたり1,000円です。クリーニング料金が高くなりがちな、ダウンやコート、ワンピースといった洋服を出すと、かなり高いコスパをたたき出すことができるのがパックタイプの特徴。

難点としましては、おおむね5点~という業者が多いため、クリーニングしたい洋服が少ない場合は使いづらいこと。クリーニング待ちの衣類がある程度たまってからクリーニングに出す、という使い方が一般的です。

スキー・スノボウェアはどっちがいいの?

料金の箇所で相場について触れていますがスキー、スノボウェアのクリーニング料金は、中の上くらい。そのため、パックタイプが有利になります。

スキー仲間やご家族と一緒にクリーニングに出すことができれば最高ですね。パックタイプは点数が増えれば増えるだけ1点あたりの価格は下がります。できるだけ数をそろえてまとめて出すのがお得への近道です。

オフシーズンにクリーニング代がかさみがちな冬物と一緒にクリーニングに出すのもオススメですよ。

スキー・スノボウェアの種類について

ウェアの種類

まず、スキーウェアとスノボウェアはクリーニング店的には同じモノとして扱われます。ですが、衣類の種類によって細かく料金分けがされています。種類とは、

スキーウェアの種類
  • スキーウェア上
  • スキーウェア下
  • スキーウェアつなぎ
  • スキー手袋

パックタイプなら1点あたりのお値段は同じなのですが、個別タイプ、特にチェーン店を利用される際はお気をつけください。店頭に記載されていないことが多いため、利用前にお近くの店に電話確認されることをオススメします。

「クリーニングに出しに行ったはいいけれど、ちょっとお値段高いな…やめておこうかな…」と思っても、店員さんになかなか言い出しづらいですよね。

ちなみに、スキー・スノボウェアによく使われている「ゴアテックス」。こちらは上質素材ではありませんので追加料金がかかることはありません。

が、防水加工をされている洋服は追加料金、といったお店もありますので、やはり事前に電話で確認されるのが確実です。

クリーニング料金の相場について

料金相場

料金の詳細は別記事に記載していますので、そちらをご参照ください。

全25業者の平均価格を抜粋しますと、

スキーウェアのクリーニング料金相場
  • スキーウェア上:1,421円
  • スキーウェア下:1,335円
  • スキーウェア上下合計:2,756円
  • スキーウェアつなぎ:1,659円
  • スキー手袋:1,273円

クリーニングに出される際のひとつの目安になるかと思います。やはり一回着るたびクリーニングできるほど安いお値段ではないですね。目だった汚れがついてしまったり、シーズンオフにまとめてクリーニング、というのがよろしいかと思います。

それ以外は、面倒ですが自宅で洗濯しましょう。洗濯の頻度や簡単な方法については後述していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

参考~スキーウェア上下のクリーニング料金TOP5

参考

参考までにスキーウェア上下をクリーニングした際の安い順上位5位を載せておきますね。

※料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの1点あたりの金額を記載しています。

業者料金チェーンパック
フランス屋1,566円
洗濯倉庫1,758円
フラットクリーニング1,878円
ココアラ1,936円
カジタク1,980円

この中でおすすめなのはフランス屋。コスパの高さもさることながら、撥水加工が1点あたり440円とおさえられてるのがいいですね。

仕上がりまでの日数について

仕上がり日数

こちらも別記事にとりまとめていますので、詳細についてはそちらをご参照ください。

代表的な6業者を調査した結果、5~14日

スキー・スノボウェアって即日クリーニングいけそうなイメージがありますが、ダメです(笑)。だいたい通常衣類の+3~5日ほどかかると思っていただければ。

今週末に雪山に行くのにクリーニング間に合わない!なんてことがないよう、なるべく時間に余裕をもってクリーニングに出したいですね。

オプションについて

オプション

クリーニングされる際につけておきたい代表的なオプションについてお話します。

ここがポイント
  • 撥水加工
  • 汗抜き加工
  • オフシーズンの保管

撥水加工

撥水加工はつけたいけれど、料金はどのくらい?こちらについても料金の記事に記載しています。

全29業者の平均価格は、撥水加工:+659円

ウェア上下につけたとして、撥水加工+ウェア上下のクリーニング料金合計は、4,146円

ちょっとお高いですね。。。こんなにかかるなら自分でやろうかなあ…という方は以下の内容をご参照ください。ちょっと長くなりますので折りたたんでおきます。

自分で防水スプレー!コツと注意点
自分で防水スプレーを振るなら?コツと注意点

スプレー

「お金かけるくらいなら自分でスプレー振るわ!」という方には、知っておいて頂きたいポイントがあります。ポイントは、

ここがポイント
  • 洗濯やクリーニングなどで汚れを落としたあとに振る
  • 熱を与えることで効果を高める

↓の記事はダウンの記事ですが、スキーウェアも考え方は同じですので、よろしければご参照ください。

次に注意点ですが、防水スプレーの選び方です。スキー・スノボウェアに使用する防水スプレーは防水透湿素材に使用可のモノを選ぶということ。

ゴアテックスかポリエステル・ナイロン素材かは別として、スキー・スノボウェアには基本的に防水透湿加工(水や雪を弾いて汗は外に出す効果)が施されています。

ので、その効果を消さないように、対応したスプレーを使用しないとダメなんですね。そうしないと「雪は弾くけどなんかすごい蒸れる…」なんてことになりかねませんのでご注意を。

種類がいっぱいで探すのが面倒!でしたら「ゴアテックスOK」な防水スプレーを選ぶと間違いがないと思います。

スキーウェアには撥水加工と防水加工どっちがいいの?

この2つの違いをすごくざっくり説明すると、

防水加工と撥水加工の違い
  • 防水加工:水を通さない
  • 撥水加工:水を弾く

水を弾くことで水を通さないわけですから、大きなくくりで言うと、防水加工も撥水加工の一種と言えます。さきほども軽くお話しましたが、スキー・スノボウェアには防水透湿加工が備わっています。そのため、新品なら雪や水を通すことはまずありません。

ですが、何度も着用することで防水の部分が弱くなり雪や水が染みやすくなります。これを防ぐために、防水or撥水加工をするわけですが、防水?撥水?ぶっちゃけますと

どっちでもいい

透湿効果さえ消えなければどちらでもいいと思います。クリーニング店で多いのは「撥水加工」。スプレーで多いのは「防水スプレー」。効果に違いはありませんから、どちらでも構わないかと。

ただ、防水スプレーのところでもお話しましたが、ご自身でスプレーされる場合は防水透湿加工素材OKなスプレーを選ぶことをお忘れなく。クリーニング店なら慣れていると思いますので、何も言わなくても防水透湿加工用のスプレーで撥水加工をしてくれると思います。

最大のポイントは、防水透湿素材に使用可のスプレーを選ぶこと。この点だけはおさえておきましょう。

モノによっては汗抜き加工も

汗抜き

基本的にスキー・スノボウェアは「水洗い可」。そのため、家で洗濯できます。多くは手洗い限定になっていると思いますが、手間さえ惜しまなければ家で洗うことができます。

コレ、どういうことかと言いますと、水溶性の汚れを落とすことができるってことなんですね。水溶性の汚れ、すなわち「汗」です。そのため、

汗抜き加工が不要な方
  • 水洗い可
  • 家での洗濯もしている

という方なら「汗抜き加工」は不要です。

ですが、「そもそも水洗い不可」「家での洗濯とか面倒!やりたくない!」という方は、できれば1シーズンに一回は「汗抜き加工」をつけてクリーニングに出しましょう。できればシーズン終わりがいいですね。

理由としましては「単に汗がついてると不快」というのもありますが、汗がついたウェアをそのままにして梅雨や夏を迎えてしまうとアレですね。カビや虫食い、異臭や黄ばみの恐怖にさらされることになります。

そのため、シーズン終わりには「汗抜き加工(ウェット加工・水洗い加工など業者によって呼び名が異なります)」をつけてクリーニングに出しましょう。料金はおおむね+500円~1,000円くらいです。

オフシーズンの保管

保管

料金のところでも見ていただいたとおり、スキー・スノボウェアはポンポンクリーニングに出せる料金ではありません。そのため、シーズンオフに1回だけクリーニングされる方が多いと思います。

せっかくですから、そのまま保管サービスも利用もしてしまいましょう。次のシーズンまでクリーニング店で保管してもらうことで、

ここがポイント
  • クローゼットに空きができる
  • カビや虫食いの心配が不要
  • ピカピカのウェアでシーズンを迎えることができる

多くの業者で8か月以上の保管が可能ですので、4月に保管に出して11月末に受け取ることが可能です。シーズン終わりに出して、シーズン開始に受け取ることができるわけですね。

保管サービスの多くはパックタイプなのですが、冬物もまとめてクリーニング&保管に出すことで点数はクリアできると思います。保管というと高い!というイメージがあるかもしれませんが、近年はそんなこともありません。むしろチェーン店に単品でクリーニングに出すよりも安くなることも。

リナビスのように保管サービスが無料の業者もありますので、うまく利用して賢くクリーニングしたいですね。

クリーニングの豆知識

豆知識

ここまでのお話で、スキー・スノボウェアのクリーニングに関する重要な点はおさえられたと思います。ここからは、知っておくと便利な豆知識についてお話していきますね。

スキー・ボードウェアの保管方法って?

保管

スキー・スノボウェアは一年の中で活躍できる期間が限られています。そのため、先ほどお話したようにクリーニング保管サービスを利用するのがベストな保管方法といえます。家で保管する場合は、他の衣類と同じで良いかと思います。

自宅での保管ポイント
  • クリーニングから戻ってきたらビニールを外す
  • 保管場所はクローゼット、なるべくハンガーを使用する
  • 高温多湿を避ける
  • クローゼットはまめに換気
  • 真空パックは使わない

スキー・スノボウェアの素材は、多くがポリエステルかナイロンです。そのため、ウールなどの動物繊維ほど神経質にならなくても大丈夫かと思います。ただ、ポリウレタンが使用されている場合は要注意。

もともとの寿命が製造されてから3年と短いうえに、高温多湿や熱に弱いため、夏場に何も考えずクローゼットに入れっぱなしにしていると、ただでさえ短い寿命がさらに縮むことになりかねません。

そのため、ポリウレタンが使用されている場合は、いつも以上にこまめに除湿剤を取り替えたりクローゼットを換気してあげる必要があります。

スキー・スノボウェアってそのままクリーニングに出してよい?

クリーニング

これも一般的な衣類と同じですね。

クリーニングに出す前のチェックポイント
  • ポケットの中身を確認
  • 気になるシミがあるなら伝える
  • 取り外せるもの(ファーフードなど)は取り外したほうが安くなる

スキー・スノボウェア限定での注意点としましては、濡れたままクリーニングに出さない

特に宅配クリーニングを利用する場合、多くの業者が「濡れた衣類は取扱除外」としています。面倒ではありますが、きちんと水気を切ってからクリーニングに出しましょう。

スキー・スノボウェアのクリーニングってアウトドア専門クリーニングのほうがいいの?

アウトドア

すごく個人的な感想を言いますと、「どちらでもいい」。一般的な宅配クリーニングとアウトドア専門店、どちらも利用した経験ありますが、大差なかったです。両方で撥水加工もつけていますが、これといって大きな差を感じませんでした。

どちらを選ぶ?と今聞かれますと、一般的な宅配クリーニングを選ぶ。理由としましては、スキー・スノボウェアは比較的洗いが簡単な部類だから

そんなことないだろー!経年劣化やダメージを受けている箇所の判断、素材の判断しないとダメだろー!って声が聞こえてきそうですけども、それってクリーニング屋さんならできて当たり前の話でして。

経年劣化の判断ならポリウレタンやプリントなど装飾品や、革・毛皮のほうが難しいでしょう。ダメージの話なら動物繊維のほうが難しいと思います。ゴアテックスの知識なんてあって当たり前だと思います。

となると、どっちが安心できるかっていうお話でして。ここは個人の好みによると思います。私は、他の難しい衣類を日常的に扱っている一般クリーニングのほうが安心できます。なので、出すとしたらいつもお世話になっている宅配クリーニングを利用します。これは本当に個人の意見ですので、あくまでご参考までに。

スキー・スノーボードウェアをクリーニングするならオススメは?

リナビス

これまでのお話をふまえて、スキー・スノボウェアをクリーニングするならオススメの業者は「リナビス」です。

理由は3点あります。

ここがポイント
  • 自然乾燥メインの仕上げ
  • 付属品による追加料金ナシ
  • 子供割引50%OFF

では、それぞれについて見ていきますね。

自然乾燥メインの仕上げ

リナビスは高級クリーニングです。パックタイプにすることで低価格を実現しているんですね。自然乾燥によるメリットは、なんといっても「生地が傷みづらい」。

生地はポリエステルやナイロンだし…といってあなどるなかれ。乾燥機でブン回すとどうしても傷みが早くなります。お気に入りのスキー・スノボウェアは、出来る限り長く使いたいですよね。ハイブランドを日常的に扱っている業者ですので、

高級ブランドも大丈夫
  • NORTH FACE (ノースフェイス)
  • BURTON(バートン)
  • BILLABONG(ビラボン)
  • HOLDEN(ホールデン)
  • NIKITA(ニキータ)

といった人気ブランドのウェアも安心してクリーニングに出すことができます。また、シミ抜きに定評のある業者でもあるため、自分でも気づかなかったような細かなシミまでしっかりとシミ抜きしてくれます。

付属品による追加料金ナシ

といっても、スキーウェアにファーとかついてないし、シルクみたいな上質素材じゃないしなあ、と思われるかもしれません。確かにスキー・スノボウェアだけですと恩恵は少ないですよね。ですが、

どうせなら雪山にお出かけするときに着るダウンやコートもクリーニングしてはいかがでしょう

ダウンコートって普通にクリーニングするとめっちゃ高いのですが、リナビスなら1,175円~です。そして追加料金はかかりません。

スキーウェアにフェイクファーフードがついていても追加料金ナシでクリーニングに出すことが可能です。

子供割引50%OFF

ご家族で雪山に出かける方も多いと思います。お子さんの可愛いスキーウェア。といっても1シーズンごとに買い替えることになるしなー、とクリーニングに二の足を踏む方も多いですよね。ですが、リナビスなら上下で1,100円~。つなぎなら550円~です。

汚れがちなお子さんのスキーウェアも、これならしっかりとクリーニングしてあげられますよね。お子さんも喜ぶと思います。

まとめ

クリーニング代がかさみがちな洋服は、本当にリナビスがオススメです。ただし、5点までは1点あたりの価格がやや高めに設定されていますので、できれば10点以上で利用したいところ。

ご家族や友人、スキー仲間などとシェアできると、ぐっと料金をおさえることができますよ。

宅配クリーニングが初めての方や利用に不安を感じる方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

スキー・スノボウェアの洗濯について

洗濯

繰り返しになりますが、スキー・スノボウェアって毎回クリーニングに出すには料金が高いです。かといって放っておくわけにもいきません。一回着るごとに汗をかきますし、さほど汚れていないように見えても実はいろんなところが汚れています。

では、ベストなクリーニングや洗濯の頻度って?洗濯するならどう洗濯すればいいの?についてお話をしていきます。

クリーニングや洗濯の頻度って?

洗濯

一番良いのは、毎回洗濯orクリーニングする。一般的な洋服って、洗濯やクリーニングをすることで傷むスピードが早くなりますので、なるべく洗わない方向で対処するものが多いのですが、スキー・スノボウェアは逆なんですね。

毎回クリーニングしたほうがいい理由は1点でして、撥水加工を復活させる。これは、ゴアテックスの公式にも記載されているんですよね。抜粋しますと、

洗濯機と乾燥機の使用は、ジャケットやアウターウェアの撥水性を回復する最も有効な方法です。製品の洗濯表示にしたがって洗濯した後、吊干しまたは乾燥機で温風乾燥してください

撥水加工を維持したいなら毎回洗濯orクリーニング、なのですが…

毎回洗濯は面倒すぎる

毎回洗濯って面倒ですよね。スキー場から帰ってきてヘトヘトの状態で、スキーやスノボのメンテをしないといけない。そのうえ、ウェアまで手入れってなるとキツイです。あげくに洗濯ミスると、逆に撥水効果が失われたり生地が傷んだりすることも。

基本的に手洗いしないといけないっていうのも難易度を上げます。ですが、一見すると汚れていないように見えても実は目立つ汚れがついていないだけでして。チリや泥汚れ、汗はどうしてもついています。

そのため、本当は毎回洗濯がベストではあります。どうしても洗濯する元気がないときは軽く汚れをはらって室内干しをしましょう。洗濯できないならクリーニングに出したいところですが…

毎回クリーニングは料金が高すぎる

毎回クリーニングってお金かかりますよね。先に見ていただいたとおり、上下だと平均2,450円。加えてクリーニング日数もかかります。早くて5日~なので、帰り道にコンビニから宅配クリーニングで出してギリ翌週に間に合う感じです。

では、いつクリーニングに出せばいいの?なのですが、基本的には1シーズンに1回。シーズン後にクリーニングに出しましょう。

あとは油溶性の汚れがついてしまったとき。油溶性の汚れって水洗い、つまり洗濯では落ちづらいんですよね。油溶性の汚れの代表としては、汁ハネや食べ物をこぼしたとき、あとはファンデーションなどのお化粧品ですね。

洗濯をしてみたけど落ちないシミなどがあるときも、無理に落とそうとせずクリーニングに持っていくのがベストでしょう。

洗濯やクリーニングに出す頻度の結論としましては…

基本的にはこれまでお話してきたイメージでよろしいかと。あとは撥水加工が弱まったときですね。

撥水力が弱まってきたな…と感じた場合、洗うだけでなく熱を当てることでも撥水効果は復活することが多いです。そのため、まずは復活させたい場所にドライヤーで熱を当ててみましょう。

それでも復活しない場合は防水スプレーの出番になるわけですが、防水スプレーは、衣服が汚れていると効果半減。ですので、まずは洗濯orクリーニングに出す必要があります。最終的な結論としまして、

洗濯とクリーニングの頻度
  • 洗濯はできれば毎回
  • クリーニングは1シーズンに1回
  • 油汚れが目立つときはクリーニングに出す
  • 撥水効果が薄れてきたら洗濯orクリーニング

こんな感じになります。

洗濯方法ってどうすればいいの?

洗濯面倒

注意点や洗濯方法が詳しく書かれている、アルペンさんの記事を参考にされるとよいと思います。

スキー・スノボウェアは洗濯できる? 洗い方から日頃のお手入れまで解説

特に大事なのは洗濯表示の確認。お手持ちのスキーウェアが洗濯できない衣類だった場合、日ごろのケアは最低限にとどめ、目立つ汚れがついてしまった場合はクリーニングに出しましょう。

スキーウェア・スノボウェアをクリーニング!まとめ

スキー・スノボウェアをクリーニングに出す際に失敗しないよう、必要となる情報をまとめてみました。

この記事に書いてあるコト
  • 料金の相場感
  • 仕上がりまでの日数
  • つけておきたいオプション
  • スキー・スノボウェアはクリーニング料金が高めのため、洗濯する頻度や方法
  • オススメの業者

料金面で見ると、スキーウェア、スノボウェアはクリーニング料金が高いですから、パックタイプが割安になりますね。スキー仲間やご友人を誘って、10点、20点とまとめてクリーニングに出されるのが賢い方法だと思います。そうすることで個別タイプよりも格安でクリーニングをすることができます。

おひとりでクリーニングされる場合でも、やはりパックタイプをオススメします。冬物はどうしてもクリーニング料金がかさみがち。スキーウェアと一緒に、ダウンものやコートも一緒にクリーニングに出せば、ますますお得にクリーニングすることができます。

スキーの行き帰りもクリーニングされたピカピカなお洋服でお出かけ。想像するだけでウキウキしてきませんか?

シーズン後には、クリーニングしてそのまま保管できる保管サービスもオススメです。預けてしまえば場所を取りませんし、なにより大事なウェアのカビや虫食いの心配をしなくて良いのがいいですね。

上手く活用して、素敵なウィンタースポーツライフをお過ごしください。